発汗恐怖(頭部多汗症)と私
この前は、頭部多汗症とのきっかけについて話したので、今回はその後について書いていきたいと思います
中学時代は、発汗恐怖になって以来、とにかく汗をかくような状況をできるだけ避けるようにして生活を送っていました。
とにかく、人に汗を見られることが怖かったです。
例えば、電車通学を自転差通学に変えたり、注目されるような場面(授業中の挙手、発表)をできる限り避けようとしていました。
もちろん、避けられない場面も多々あるんですけど。
例えば、中学の理科の自由研究の発表とかは避けられませんでした。
高校時代も、同じように汗をかくような状況をできるだけ避けていました。
しかし、高校2年生頃に、プロバンサインという発汗を止める薬を服用し始めてから、日常生活も少し楽に送れるようになりました。
例えば、高校の卒業式では、汗をかきそうになり退出しかけましたが、寸前のところで薬が効き始めて無事最後まで出席することができました。
あの時は、本当にプロバンサインに助けられました。
当時はあまり意識していませんでしたが、私の場合、発汗恐怖でも汗をかいても平常心でいられる状況と居られない状況がありました。
ここにまとめてみました。
発汗しても大丈夫な状況
· 運動をしている時(部活や体育の時間)
· 温泉やサウナにいる時
· 家族や中の良い友人と過ごしている時
発汗が怖い状況
· 公共交通機関
· 女子といる時
· 目上の人と話す時
· 大事な式典
· 大勢の人が集まる場所(サウナ、温泉、ジム、スポーツ施設除く)
今、思いつく限りこんなところです。
ここから言えるのは、
① 皆が汗をかいているような状況下では汗は気にならない。
② 親しい人がいる状況下では気にならない。
③ 緊張しやすい場面で発汗を恐れる。
多分、発汗恐怖を患っている人は大体こんな感じだと思います。
私が汗をたくさんかいてしまう頭部は、人の目に一番つきやすい場所なので隠そうとしても隠すことができませんでした。
帽子をずっと被り続けるわけにもいかなかったので、最終的には薬に頼らざるを得なくなりました。
頭部から発汗することに恐怖を覚えて以来、ありとあらゆる飲み薬、塗り薬を試しました。
次回は、薬の種類について、紹介したいと思います。