始めに 前回の記事でも紹介した通り、私は十三年間社交不安障害に悩まされてきました。 そんな社交不安障害に対して、私は恥の感情を強く持っていたため、人に悩みを相談できない状況がずっと続いていました。 それまでにも、カウンセリングを何回も受けていましたが、自分の本心を曝け出してまで話せていませんでした。 具体的にいうと、“多汗症で困っているんですけど、どうすれば良いですか”と相談してしまいましたが、“汗を人前でかくことが、怖いです。不安でたまらなくなり
これまでは、過去のことについて話してきましたが、色々と長くなりそうで書くことが嫌になってしまいそうだったので、現在のことについて話したいと思います。 今現在、私はニート状態で就労支援を受けながら就職を目指しています。 そんな私は、普段の生活の中に、ACTと暴露療法を取り入れて、汗と就活への恐怖に立ち向かっています。 ACT(Acceptance and commitment therapy) について ACTは第三の認知行動療法と呼ばれるも
今回はどういう経緯で就活に恐怖が怖くなってしまったのか、時系列順に話していきたいと思います。 ざっと流れだけを説明していくので、説明不足なところがあるかもしれないが、また別の記事で補足していく予定です。 私は、高校を卒業して、アメリカの大学へ行きました。 大学1、2年次は、とにかく良い成績を収めようと頑張っていました。 というのも、アメリカのコミュニティーカレッジ(日本の短期大学みたいなもの)からの編入制度を使い、4年生の大学に入ることを目指していたので、学業には
薬の続き ③ メイラックス(抗不安薬) 大学4年の時期に少し飲んでいたことがあるメイラックス。 飲むと、気分がふわふわして、汗をかくという不安感がなくなります。 最初は、効いていたのですが、体に蕁麻疹が出るようになったので飲むことをやめました。 ④ 塩化アルミニウム(商品名:オドレミスト、Perspirex) 飲み薬に見切りをつけた私は、今度は塗り薬に移ります。 大学4年から2年間の間、夏日や冬の暖房対策として頭に塗り続けていたと思
始めに 今回は頭部多汗症のために自分が何の薬を使っていたのかを紹介したいと思います(2022年の9月からは、使っていないです)。 正直に言うと、多汗症の薬を使わなくなった身からすると、薬を使って汗を止めようとすることはお勧めできませんが、同時により効きが良い薬を追い求めたくなるのもよく分かります。 なので、この記事は複雑な気持ちで書いています。。。 また、発汗の原因となる緊張を和らげるために、抗不安薬を飲んでいた時期もあります。それは、別記事で紹
この前は、頭部多汗症とのきっかけについて話したので、今回はその後について書いていきたいと思います 中学時代は、発汗恐怖になって以来、とにかく汗をかくような状況をできるだけ避けるようにして生活を送っていました。 とにかく、人に汗を見られることが怖かったです。 例えば、電車通学を自転差通学に変えたり、注目されるような場面(授業中の挙手、発表)をできる限り避けようとしていました。 もちろん、避けられない場面も多々あるんですけど。 例えば、中学の理科の自由研究の発表とかは避
私が悩んでいる発汗恐怖と就活恐怖のうち、今回は発汗のみについて語っていきます。 私が初めて汗のことを恥ずかしいと感じたのは、中学一年生の時です。 電車で通学中、小学生の時の塾友達だった女の子にバッタリ出会った時に起きました。 最初の数分は普通に話すことができていました。 しかし、中学から男子校に通っていた私は、女子と二人きりで電車の中で話しているというシチュエーションを異常に意識してしまって緊張し始めてしまいました。 少しずつ頭から汗をかき始め、だんだん不安になっていきま
私は現在、24歳無職です。大学卒業して2年経ちます。バイトで働いていた時期もありますが、現在はニート状態です。 社交不安障害を患っていて、今は治療中です。 人前で汗を描くのを異常に恐れてしまう発汗恐怖、就活恐怖があります。 これまで、自分の社交不安障害については、家族や仲の良い友人にも隠してきました。 数ヶ月前までは自分がこんなブログに自分が経験したことを投稿することなんて想像もしていませんでした。 “私の投稿が読者から受け入れられないかもしれ