もしかしたらできるようになるかもと期待する
ここ数年で発達障害や自閉症スペクトラム、トランスジェンダーなどの言葉をすごくよく聞くようになりました。
多様性を認めることによって社会を強くするということが期待されているようですが、果たして当事者たちやその家族が生きやすい社会になっているのでしょうか。
頑張って勉強しても点数に反映されない
長男は発達検査を受けた結果、知的な障害はありませんでしたが、おそらく学習障害だと思っています。
個別指導塾も集団も通いました。進研ゼミやチャレンジタッチ、すららも
挑戦してみましたが、勉強時間と成績があまりにもかけ離れていて
そのうち長男のやる気も自信もなくなりついに辞めたい、やりたくないと
言うようになっての繰り返しでした。
「本人がやる気になれば」とか「基本さえおさえることができたら絶対に成績は伸びるから頑張ろう」なんて長男も私も何回言われたことかわかりません。
ちなみに中1長男の現状は
・英語のアルファベットが書けない→なので単語が読めない
・口頭の説明を理解するまでにかなりの時間がかかる
・問題を読んでも何を問われているのか理解できない
・答えが同じでも問われ方が変わると答えられない
学校と塾の先生のフォローは当てにならない
私はもちろん、学校の先生も塾の先生も学習障害という言葉は知っていても、専門家ではないためどうフォローして良いのかわからないのでしょう。
長男には本当に申し訳なけれど、このときの私は長男に対して学校の先生も塾の先生もお手上げ状態なら私には何もしてやれない、と勉強面では諦めていました。
ですがやはり自分の子には普通に高校にも大学にもいってほしい、と思い
もう一度、どこか支援してくれるところはないか探し始めました。
いわゆる普通の子の通うところではなく、発達に凸凹のある子が自分から通える塾を、です。
ですが、そういったところは以前よりとても多くなりましたが、高額なことろも多いです。足元見ているなぁといつも思います。
結果どこにも通わせてあげることができていませんでした。
今についてはまた別で書きます。
勉強ができないという現実
学校に行くことがそんなに大事なことか
勉強ができる、できないがそんなに大事なことか
子どもの好き、得意を伸ばしてあげられないか
と何度も考えるけど、結果は学校に行ってほしいし
高得点とまではいかなくても平均点くらいとってほしい、
好きなことももっともっと伸ばしてほしい
長男のことを心配するあまりに、今の長男を認めてあげられない自分が
いい母親であるはずがないことは理解していますが
知的障害がない分、支援が足りないことにもどかしさを感じています。
長男が勉強ができない現実と向き合う、今の私の課題の一つです。