僕の不登校教材〜ヒロアカで国語を学ぶ〜
前書き
「どうすれば不登校の子が学ぶことができるか、、」考えています。
今回は漫画「僕のヒーローアカデミア」から国語を学ぶために記事を書いてみました。
思いつきで物語風につくったものです。本当拙い作品ですがよろしければご覧ください。
登場人物紹介
〜とある不登校生の部屋にて〜
ずん: あー、暇だぁ。暇だけど学校には行きたくはない。けど暇なのだぁ。けど行きたくはないぃ。けど暇なのだぁ。。ん?
(ざーーーーーー)
ズン:何だ!?携帯が突然!
携帯:迷えるふと~こーしょくん、あなたからは負のエネルギーを感じます。
ずん:え、画面が勝手に?ウ、ウイルス!?
携帯:あなたの携帯には私が感染しました。今からだす国語の問題に答えられなければ負のエネルギーであなた自身をウイルス感染させます。
ずん:どーするのだ!?ウイルスに感染するのだ!?
謎の人物: がしゃん!(窓ガラス割れる音)はっはっはっ。私がきた!
ズン: うわー今度はどろぼうなのだ!オールマイトのセリフ言ってるけど確実にヴィランのメス野郎なのだ!
謎の人物: 私をヴィラン呼ばわりするとは、、、さては君はヒロアカおたくだな!
ズン: まぁ、ズンは確かにヒロアカ好きだけど、、おじさん誰?ヴィランじゃないの?
メスお: 失礼だな。私はヒーローさ。君に勉強を教えにきたカテキョヒーローの「メスお」さ!
ずん: ・・・、あー、母さんが今日から雇ったっていう家庭教師ね。何で普通に入ってこないのだ?
メスお: いやぁ、不登校の子にはこれぐらいのインパクトが必要かなぁと思ってね!
ずん: いや、余計引きこもるのだ。。。
メスお: ところで困っているようだね。
ずん: そうなのだ!突然ウイルスが現れて、国語の問題に答えられなければウイルス感染するのだ。。。
メスお: 大丈夫、このウイルスは不登校を狙うヴィラン、ヴィラン名「負トーコ」。出してくるのはヒロアカに関する国語問題だ。ヒロアカ好きだったら、ヒロアカの魅力を考えるうちにいつの間にか国語の勉強にもなるぞ!
ずん: 勉強なんて久しぶりだけど大丈夫かなぁ。
メスお: まあ、勉強と思わずヒロアカの魅力を語る会と思って気楽に話そう!
突然謎のウイルスに感染した携帯
そして現れた謎の家庭教師
こうして不登校ずんだもんのヒーローへの第一歩は始まった
問題1
メスお:これは第一巻の第一話だ!どんな話だったか覚えているかな?
ずん: もちろん!無個性のデクがオールマイトと運命の出会いをするのだ!
メスお: そうだね。ところでデクはこのとき無個性で、当然、爆轟やヴィランには叶わないね。
ずん: そうそう、それで、爆豪がヘドロのヴィランにつかまっちゃうのがハラハラしたのだ!
メスお: 自分のせいでオールマイトが逃してしまったビラン。爆轟を助けに前に出たデク。このときデクはどんなことを考えていただろう?
ずん: 当然、ヴィランを倒すぞ!っていう強気な気持ちなのだ!
メスお: それはどうかなぁ、君しっかり教科書(漫画)を見ているかい?
ずん: な!ずんはヒロアカ全巻しっかり隅々までチェックしてるヒーローなのだ!
メスお: 国語は想像ではなく、本文を根拠に気持ちを考えることが大切だ。デクが前に飛び出した時、どんな顔してる?
ずん: ちょっと待った!(教科書を見直す)あ、汗かいてビビってるのだ!
メスお: そうだね、漫画だから絵を見ると分かりやすいね。さらにセリフにもチェックしよう。なんて言っている?
ずん: 「なんで出た。何してんだ俺、なんで。」
メスお: つまり、自分でも気づかず、足が前にでて、とても焦り困っていいるんだ。答えは(ウ)だね。このままでじゃ自分もやられることは確実だ!
ずん: く~、さすが、デクっていう名前通り、初めは弱小ヒーローなのだ!
メスお: そう、この弱小から始まるというのが、ヒロアカの面白いところだね。でも、勝てないのに何で勝手にデクの体は前にでてしまったのか、そこが一話にポイントだ。
問題2
ずん: 記述問題苦手だなぁ。前にでたのは友だちの爆轟を助けたかったからじゃないかなぁ。
メスお: 爆轟とデクはこのとき仲はどうだった?
ずん: 全然よくない!爆轟、超嫌なやつ!
メスお: 初めはデクも他のヒーローを助けに来るのを待っている。けれど、前に出たのはなぜか?
ずん: 単に友だちを助けたかっただけじゃないんだね。あ、漫画のセリフに「君が…助けを求める顔をしていた。」ってあるよ!
メスお: そうだね、この問題は本文の「助けを求める」とう言葉をキーワードに使おう。
例えば「緑谷出久はたとえ自分が勝てなくても助けを求める人がいたら見捨てない少年」という風にキーワードを入れるよ。
ずん:そうか、じゃあ答えは「たとえ勝てなくても助けを求める人がいたら放っておけない正義感の強い少年!」なのだ!
メスオ: 正義感!良いね!そんなデクを見たからこそオールマイトが気持ちを揺り動かされるんだ。
ずん: く~、一話からデクを応援したくなるのだ~!
ずん:ウイルスが去ったのだ。
メスお: 今教科書(漫画)の本文から、デクの気持ちと人物像を考えたよね。これは立派な国語の学習だ!
ずん: そうか、漫画でもセリフと絵から気持ちを考えればいいんだね!
メスお:そうさ。一般的な教科書は絵があまりないから、セリフと言動描写から把握する必要があるね。
ずん: 教科書が全部漫画だったらなぁ!
メスお: 自分がすきなやり方で学んでいこう!できなくても前にでたデクをみならってやってみよう!プルス不登校!
ずん: プルス不登校?なにそれ?
メスお: 不登校のその先へ!
ずん: …なんか無理やりだね。あ、メスお。窓ガラス割ったのお母さんに謝った方がいいと思うよ。
メスお: !!(がーん)
ずん: まぁ、がんばって!不登校ヒーロー、メスお!プルス不登校!
あとがき
最後までご覧いただきありがとうございました。
漫画で問題&小説というのは初めての体験でした。
つたない小説&問題だったとは思いますが、、
問題をつくるというのは大変だなと改めて思いました。
不登校でも学ぶことができます。そして「学ぶ」とは本来、自分が成長すること。成長とは嬉しいものです。
不登校生の子が「好き」を通して楽しく「学び」を深めていけたら幸いです。
よろしければ記事のご感想ください。ありがとうございました。
クレジット
剣崎雌雄素材:針無シ様
ずんだもん素材:坂本アヒル様
中国ウサギ素材:聡間まこと様
引用元 僕のヒーローアカデミア第一巻