“An Old Fashioned Love Song / Three Dog Night”
[RADIO DAYZ] 1971 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。
スリー・ドッグ・ナイト(3DN)は1968年にデビュー。ダニー・ハットン、チャック・ネグロン、コリー・ウェルズという3人のボーカリストを擁するバンドです。
“An Old Fashioned Love Song” アルバム『Harmony』(1971)収録。
1971年11月シングルカット。
元々はカーペンターズのために書かれた作品だそうですが、オファーを断られたために3DNが採用したといいます。3DNはオリジナル曲に拘らず、メンバーが良いと判断したらコンポーザーの実績に拘らず取り上げていったそうです。
1971年12月のビルボード・ホット100で3週連続4位となり、イージー・リスニング・チャートでは1位を記録してゴールドディスクを獲得するなど大ヒット作品となりました。
まさにこの企画の初稿記事に相応しい歌詞です。
しかも3DNのために書かれたようなフレーズ・・・偶然とはこんなものなのかも。
でも3DNが歌うならと歌詞を書き換えた疑惑も・・・。
その頃はまだ小学生だった私には、歌詞の意味など全くわかりませんでしたが、夜中に部屋の灯りを消してこっそり聞いていて、妙に馴染んだのを覚えています…当然、ひとりで寝ていましたけどね(苦笑)。今聞いて「古臭いラヴ・ソングだけど」などと歌われると、逆にしっくり度が増します。私が当時の曲でプレイリストを作るときには、トップは必ずこの曲を選びます。
3DNは同時期にこんな曲もよくかかりました。いずれも懐かしい曲ばかりです。
“喜びの世界 (Joy to the World)”
アルバム『Naturally』(1970)収録。1971年2月シングルカット。
“ブラック・アンド・ホワイト”
アルバム『Seven Separate Fools』(1972)収録。1972年8月シングルカット。
3DNのボーカリストの一人、コリー・ウェルズがバンド解散後の1978年にリリースしたソロアルバムがこちらです。ブルー・アイド・ソウル系の完璧なAORアルバムで格好良いですよ。
夢中になってラジオを聞いていた頃の思い出をこちらでも語っています。
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