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【名盤伝説】R&B / ソウル系まとめ

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1970〜80年代を中心にR&B / ソウル系、ダンサブルなアダルト・コンテンポラリー系のミュージシャンやアルバムを紹介しています。
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#ソウル・ミュージック

【名盤伝説】”Chaka Khan / I Feel for You”

MASTER PIECE US出身の女性R&Bシンガーチャカ・カーンの1984年リリースのソロ・アルバム『フィール・フォ・ユー』です。 チャカは73年にファンク・バンドルーファスのリード・シンガーとしてデビューして人気を集めます。ソロ・シンガーとして78年にはソロ・アルバムをリリースし、81年のアルバム『恋のハプニング』は大ヒットとなります。 1982年にはライヴ盤『サヴォイでストンプ!』をリリースしてルーファスとの活動に区切りをつけます。 そして84年にソロ名義でリリ

【名盤伝説】“Earth, Wind & Fire / I Am” アルバム通して聴きたい代表的作品。

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。ご存知、20世紀を代表するアメリカのファンク・バンドアース・ウィンド & ファイアーの1979年リリース『I Am (黙示録)』です。 EWFは1970年にシカゴで結成され、その後LAに拠点を移して翌1971年にアルバムデビューを果たすもののパッとせず、一度バンドは解散して72年に再デビューしています。人気のきっかけになったのは75年の『That's the Way of the World(暗黒への挑戦)』で同名映画の

【名盤伝説】"Carl Carlton / S.T." ポップでダンサブルなナンバー満載の好盤。

MASTER PIECE カール・カールトンは1953年生まれ、USデトロイト出身のソウル・シンガーです。60年代半ばから若くして”Little Carl Carlton”として活動しています。スティーヴィー・ワンダーの再来?とも呼ばれていたとか、いないとか。 70年代にはUSソウルチャートにも登場し始めるなど人気も出て、74年にはカバー曲「Everlasting Love」がビルボード6位を獲得。個人的にオリジナルなのかカールのカバーなのかは定かではありませんが、この曲、

【名盤伝説】“Cherly Lynn / Instant Love” 熱いサウンドで暑い夏は乗り切りたい。

MASTER PIECE LA出身のR&B / ソウル・シンガーのシェリル・リンです。同じくLA出身の人気ロックバンドのTOTOのデヴィッド・ペイチに見出され、TOTOの名曲「ジョージー・ポージー」のコーラスに参加して「この声は誰??」と話題になりました。 同時期にリリースされたアルバム『シェリル・リン』(1978)収録の「Got Be Real」がディスコで大人気に。彼女のことを知らなくても、この曲は聴いたことのある方は多いと思います。デヴィッド・フォスターとペイチがプロ