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やる気の「温度」

こんばんは。

突然思い立ったので自分の考えをまとめるためだけにメモ代わりで書きます。
もしかしたらどなたかの新しい発見になるかもと思って。


モチベーションの種類

心理学の研究の中で,モチベーションには様々なタイプ分けがありますよね。
例えば,
①自己決定理論
②達成動機理論
③接近回避理論
④マズローの5段階欲求説も動機づけ理論に分類されるのかも(?)
⑤最近では脳の予測誤差に着目した自由エネルギー原理とかも人間の行動の動機を探索している分野なので,モチベーションにあてはまるかもです。

とても曖昧な記憶を頼りにピックアップしたので,ごく一部ですが,心理学を勉強していると上記5つのワードは耳にしたことのある動機づけ理論かもしれません。

今朝読んだ論文の中で,こんな言葉を見て,初めて見たな,と感じました。

クールなやる気,ホットなやる気

詳しくは論文を読んでもらえればと思うのですが,
・クールなやる気 → 無心なやる気
・ホットなやる気 → 血が沸き肉おどるやる気
と表現されています。

https://core.ac.uk/download/pdf/59203059.pdf

【やる気】というと,ポジティブな感情とイメージしてしまうのですが,実はやる気にもネガティブな感情につながりやすい「ホットなやる気」というのがあるのかもしれないと感じました(あくまで僕の主観で学術的な根拠はそうではないかもしれません)。

クールなやる気・・・落ち着いていて,冷静。自分の感情さえコントロールできている状態。集中できていてフロー状態に入れている感覚

ポジティブな感情に結びつきやすく,思考や行動のレパートリーが広がり,結果的に適応的な判断が出来そうです(拡張形成理論)。

ホットなやる気・・・感情的で,衝動的なやる気。「やらなきゃ」という義務感に動機づけられている感覚

「やらなきゃ」が強くなりすぎると,その感情のエネルギーの大きさ故に出来なかった時に感情の波が大きく下降してしまい,ネガティブな状態に陥りやすい。つまり「波のあるやる気」になりやすいのかもしれません。

そして,スポーツの難しい技をやる時には,おそらくクールなやる気の方がパフォーマンスが上がりますね。

とはいえ,やる気って個人内要因だけじゃなくて,環境にも左右されるので,コントロールするのは一筋縄ではいかないですよね。

ということを今日は考えました。

最後までお読みいただき,ありがとうございました。


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