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採血はじっくり見る

「採血をして気分が悪くなったりしたことはありませんか?」

いいえ。大丈夫です。(全然!ワクワク!)

「チクッとしますよ。」

はい。(いよいよだ!へー、この太い青緑のところには入れないんだあ。)

「採血って意外に長いですよねえ。私たち採るほうも長く感じます。もう少し早く済めばいいのにって思います。」

ああ、そうなんですかあ。(そう?これくらいなら全く平気!見てるし!)

採血の時、よそを向いて血液を採られるのを見ない人が多いなか、実は私は平気だ。
というか逆に見たいほうで、いつもガン見している。
針を入るところから抜ける時までしっかりと。

あんなにすぐ流れていくんだと感心してしまう。人によって色とか違うのかなとか、ドロドロ、サラサラってこの時点で違ってたりするのかなとかいろいろ考えながら見ている。

採血中の注射器を自分で持ったこともある。それくらい平気だ。

共感を得られそうにないので家族以外には話していなかったが今日同じような人に初めて出会った。
一年に一度だし、くい気味で見てますと言っていた。
なんか嬉しい。

ちなみに家族は私以外みんなダメで、夫はちょっと頭がくらっとすると言っている。
息子にいたっては途中でベッドに寝かされるらしい。


採血はわりと平気ですが、自分を含め人が怪我をした時はうろたえます。みんなそうですよね。

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