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教員の家族あるある やっぱり世の中狭い

私の父と姉は国語の教員だった。
職業柄、世間が狭い。どこかで必ず知り合いと繋がる。

父は中学、姉は高校で勤めていた。たまたまというか、やっぱりというか、姉が教える生徒の中に父が教えていた生徒がいた。
お互いそのことも知っていたのでよくからかっていたらしい。生徒の方も姉に、父は山の話ばかりしていたなどと話して笑っていたらしい。
授業であてたときに、その生徒がわからず答えられなかった。姉はすかさず
「これは中学で習ったはず〜。中学の先生、ちゃんと教えてくれたんかなあ?先生誰やあ?」
と笑いながら言うと生徒も
「○○先生…(ニヤリ)」と姉と同じみょう字を答えたとな。

私に関わることもあった。
大学のサークルで一緒だった男子が父がかつて勤めていた中学卒業だったとわかった。
「じゃあうちの父親がいてたかも。」
と言うと、
「え!なんて名前(みょう字)⁈」
「私と同じだってば」
「○○!そっか!○○先生や!」
すごく驚いていた。
「山の話よう聞いた…。懐かしい〜…」


また山の話。父はちゃんと教えてたんかいな…。

悪いことはできないなあ…。

ちなみに母も教員だったがそんな繋がりを感じるまでに亡くなったので、残念ながら面白い話は聞けずじまい。

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