中飛車を取り巻く環境の変化

 この1年で中飛車対策のトレンドに変化があったような気がしています(あくまで私個人の主観かつ、ネット将棋に絞った話ですが)。

 私が中飛車を持った時に相手がどのような戦型を選択するかを調べてみると面白い事実が見えてきます。

1位:4六銀(6四銀) 23%
2位:5四歩(5六歩)型・6四歩(4六歩)型 同率20%
4位:各相振飛車:各2%

 多くの中飛車党にとってはかなり意外な結果ではないでしょうか。昨今は「超速で中飛車が衰退した」と言われていますが、データを見る限りは超速3七銀を選択したプレイヤーは約2割。さらに言えばこの内2枚銀を採用したのは半数以下なのでおよそ1割といった所。

 私自身は先後どちらでも中飛車を採用しているので、殆ど偏りはないかと思われます。あくまで私の段位帯(2~4段)においてですが、上位3パターンを特に勉強するのが良いのでしょう。

 それにしても1、2年ほど前はVS超速ばかりだったので、環境は変わるものですね。段位帯が上がったのも関係しているのでしょうか?


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