アーティストのマネジメントと人生
女性の声優、モデル、アーティスト。
全部を扱ったことがある。
その時に感じたのは、もともとアーティストをやっていた人間であればある程マネジメントすることが難しいということ。
気持ちはリンクしていても伝わらない。我慢することで壊れていく。
だから僕はマネジメントを辞めた。
仲介として知人にMVを紹介するならまだしもだが、無理がありすぎる。そんなことをしていたら体がもたない心がもたない。
だってそんなことしなくても別に生きていけるから。
アーティストが終わってから、やりたいことは、自分の最低限にとどめることにした。
とにかく好きなことをするために余計な仕事を引き受けない。だって引き受けてしまったら責任が生じるから。
会社からの仕事は、特にそういうものが大きい。線引きのないプロジェクトほどおかしな案件を任されやすいし、関わりたくない人もたくさん出てくる。そういう事例はいくつも見てきた。
だからどうでもいい。所詮は他人事だ。どう足掻いても、人と人である以上他人なのだ。