認知症の母 血腫また大きくなる
2024年8月下旬に脳の血腫(慢性硬膜下血腫)の手術を受け、約1ヶ月後にリハビリ専門病院に転院した母。血腫が再び大きくなり、リハビリ病院に転院してから2週間後に、手術した病院に戻されました。
血腫の手術は成功しましたが、その後の母への対応に不満があったので、手術をした病院には二度とお世話になりたくなかったのですが、リハビリ病院の主治医からは「血腫がかなり大きくなっていたので、これから救急車で手術をした病院に移送します。職員が付き添うので、ご家族は病院に直接行ってください。」と電話で連絡があり、選択の余地無し…。
高齢なので何度も手術をするのは難しいと言われていたこともあり、半泣きしながら仕事を早退し、病院にむかいました。私が悲しそうな顔していれば、母はそれを感じ取ります。移動の電車の中で、母に悟られないくらいまで、自分の気持ちを落ち着かせようと必死になってました。
病院に着くとリハビリ病院のスタッフが2人おり、病状の引継ぎは終えていること、今処置室にいること、母からは「私は元気。何で前の病院に戻らないとならないのか。」と何度も訊かれたと説明がありました。
え…、会話大丈夫なの?本人、自覚がないくらい元気なの???
緊急入院の翌日、主治医との面談はこんな感じでした。
主治医:「お嬢さんから見て、お母さん何か変化はありましたか?」
私:「寝てる状態しか見てないので、身体の変化は分かりませんが、話しをしている様子からは、特に変化は感じません。」
主治医:「(画像見ながら)血腫は大きくはなっているんですが、身体にしびれが出たとか、動かないとか、そういった具体的な変化がない限りは、やることはありません。問答無用でリハビリ病院から送られてきたんですよ。提携しているリハビリ病院なら、こんなこと無いので、提携しているリハビリ病院に移ったらどうですか。」
私:「どちらも私の家からは遠いので、ちょっと…。」
画像を見ると、素人目には手術をした時よりわずかに小さいくらいまで血腫は大きくなっており、何が起きてもおかしくない状態のように感じました。それでも予防的な処置はないとのことでした。
結局、3泊入院をしただけで、すぐにリハビリ病院に戻りました。リハビリ専門病院は、基本的には病気の治療することはほとんどできないため、何かあればすぐに他の病院に転院させられる、“リハビリ病院あるある”と、後から老健の職員よりききました。
入院早々に他の病院を悪く言いたくなかったので、リハビリ病院に手術をした病院にはかかりたくないと伝えそびれてましたが、わずか2週間でこんな事態になるとは。再入院の際には、今度何かあった時はリハビリ病院の提携病院でよい、二度と手術をした病院にかかりたくない、とはっきり伝えました。