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意外と大変、理解されない心因性の筋力低下

左上肢の方が顕著。
手の指が上手く動かせない、力が入らないのて、パーもチョキもグーもできない。
今、この症状は右手にも出ている。

左手の異変を感じたのは昨年の3月頃。
でも、疲れかな?とか痛みはないし、利き手でもないし、そのうち治るかなーなんて思っていた。

20歳頃から手の握力は両手5キロ程度、これは恐らく事故の後遺症。
だから、いろんなものを開封するためのグッズはすでに持っている。
普通に握力がある人より、いつの間にか無意識に少し工夫をしていた。

でも、次にどっと悪くなったのが、昨年10月頃、左の肘も曲げられない、手を上に上げることもできなくなった。
これは流石に生活が厳しい。

洗濯物を干すのもしまうのも大変、お風呂もシャンプーが特に困難。
洗顔も大変、スキンケアは床に座り込んで済ませる。

髪も簡単に結べない、爪切りすらも一苦労大変だ。

うつ病でも、体が動けばなんとかなっていたことすら、なんとかならなくなってしまった。
うつ病なので、どれも毎日しっかりできたようなことでもないが、こんなに大変になると、余計に億劫になってしまった。
毎日どころか健康な人から見たら不快の域だろう頻度の事すら、より困難に感じる。

お椀を持ち上げられない、お皿もダメだ。
犬食いをすることになってしまう。

右手も年明けから握力が0、箸も上手く持てない。

加湿器に水を入れられない。
色々考えて昨年買ったお気に入りの加湿器は出すことはできたが、インテリア状態だ。

掃除も大変だし、食器洗いも困難だ。
自炊はもう危険の域だ。

介護から放たれて、スポットでバイトなんかをしたかったが、手を使わなくてもいいですよーなんて仕事はない。

整形外科でレントゲンとMRIを撮ったが、何も異常はなかった。
脳神経内科でも血液検査や脳のMRI、筋電図、3箇所も都度紹介してもらったけど、異常がない。
それはそれで安心したし、意外なことでいろんな検査ができて器質的には健康そうでよかった。

医師の説明はどこもわかりやすかったが、そうなるとやっぱり心因性かなぁ?ってなってくる。

心因性、治し方の解がわからないってことですかね?

今、買い物も困っている。
追い討ちをかけるように最寄りのスーパーが閉店する。
まだ開いているうちにトイレットペーパーや飲み物を買っておこうと昨日買いに行った。

まだ元気な方の右手で重さのある飲み物を持った。
左手でトイレットペーパーの12ロール、5分程度の道のりでやっぱり左手で持つことが難しくいろんな形を取りながら家までなんとか運んだ。


だが、ここまで困っているということが家族にも伝わらない。
困難を伝えてはいるが、なんとかしなよ〜って感じだ。
出来ないならやらなくてもいいでしょ、やらなきゃいけないならがんばれば出来るでしょ、運動してないツケだねって話になる。

そうかな?そうなのかな?
病名のない筋力低下。また、たくさん今失っている。

まだ工夫の仕方がわからないとも言える。


スマホもみんなが思うより軽いものでもなくなり、打ち込みもちょっと大変。
スタンドが必要だ。

ストレスってものすごく怖い。
みんなきっとストレスは抱えているが、上手く付き合えなくなった時にとんでもないことになる。
もう充分にわかっていた筈なのに、まだまだ舐めていたようだ。

そして、孤独にも感じる。また、この感じだ。
理解者がいなくてもなんとかしなくてはいけない、私の理解者は私だけ、この感じ。

メンタルヘルス科の医師とは幸い相性が良くかなり寄り添ってくれる。
だいぶ延命できているのではないかとすら思う。
今の医師に出会うまでも色々あったが、それでも相性の良い医師と出会えただけ幸せな精神疾患患者だ。

そして、私も困った困ったと言っているばかりでなく、自分でも前に進まないといけない。

今更ながら、カウンセリングを受ける。
これで私はどう変わることができるのだろうか?

私自身が私のためにしなくてはいけないことがきっとある。
我ながら前向きだ。

初めてのカウンセリングは来週だ。
可能なら自分の整理のためにも記事にできたらとも思う。

がんばれば出来ることと出来ないこと、人それぞれにどうしても差があることがあると分かり合えるとみんな、もっと生きやすくなるんじゃないかな?

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