マラソンに学ぶペース配分
突然ですが
私は、物事を計画立てて
計画を自分のペースに落とし込む
ことがとても苦手です。
一定のペースで
計画を遂行(すいこう)したり
よく小学生の時は
1日で夏休みの宿題の8割を
こなしていました。
それはそれとして
私は長距離走も苦手です。
単純にスタミナがないことが原因ですが・・・。
やりたいこと、特に
長期間にペースを守って
物事をこなしてゆくには
どうしたら良いのだろう?
それが私のいつもの悩みです。
前置きが長くなりましたが
今回はマラソンにおける
ペース配分の仕方を考えてみたいです。
長距離走であるマラソンなら
ペース配分のやり方に参考にできるかも知れません。
では・・・
マラソンのペース配分の
パターンは3つあります。
初めに列挙しますと
①イーブンペース
②ポジティブスプリット
③ネガティブスプリット
の三つです。
先ず①イーブンペースから
イーブンペースとは
一定のペースを変えずに
スタートからゴールまで走ることです。
イーブンペースの利点は
最小限のエネルギーで完走できることです。
しかし、道にアップダウンがあると
一定のペースでは、走りづらくなります。
その時はペース配分に気をつけます。
その時には必ず時計を利用し
自分のペースを把握することが大切になります。
(1キロ毎〇〇秒など)
②ポジティブスプリット
これは走る人の多数の方が
陥りやすい走り方です。
単純に前半にペースを上げて
後半にペースを下げることです。
心理的に初めのペースは
体力が残っていますので上げやすくなって
しまいます。
もちろん、初めに先頭に立てれば
後半は有利に走れます。
デメリットは
後半にペースが落ちすぎて
他のランナーに抜かれやすくなります。
そのせいで心理的にも体力的にも
すごくダメージが大きくなってしまいます。
③ネガティブスプリット
これは②ポジティブスプリットの逆で
前半にペースを下げ余力を残すことです。
もちろん後半はその余力でペースを
上げていくのです。
この走り方は余程のプロか
サブスリー(フルマラソン3時間代で走る人)の方でないと難しい走り方です。
デメリットは前半ペースを落として
先頭との距離が開きやすくなる危険があります。
そうするとメンタル的にかなりキツくなってしまいます。
マラソン初心者はまず
①イーブンペースで走ることがベターです。
しかし、実際のマラソンで記録(新記録)を出しやすいのは③のネガティブスプリットだそうです。
②のポジティブスプリットの走り方は
残念ながら一番リタイヤに追い込まれそうで
残念な走り方になるかも知れません。
多くの人が実際のレースで
この走り方になってしまうのも
事実です。
共通して言えることは
その日のマラソンでの
心理的、体力的なコンディションを
確実に捉えられるのは
約30キロを走った時なのだそうです。
②のポジティブスプリットで勘違いして
前半でペースを上げすぎてしまうこと。
③のネガティブスプリットで後半ペースを
上げる判断をすることはやはり
後半30キロメートルを走ってからでないと
わからないことなのだそうです。
マラソンのペース配分のやり方に
いつもの習慣や目的を
応用できると思い
調べて見ました。
大切なことは
重複しますが
後半30キロメーターにならないと
実際の自分の状態は判断できない。
という点です。
努力を続けるためにも
最後の方にならないと
自分の調子は判断できないです。
それを鑑みて
目標に向かい自分のペースを
作り上げてみることが大切です。
今回は「ペース配分」について
マラソンを参考にしての
考察をしてみました。
こうしてみると
マラソン=ただ走るだけ
ではありませんね。
ペース配分に関して
学べることが多々ある気がしました。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
では また
おわり
rich_poppy335さん素敵なイラスト
ありがとうございます。