【防災に関する講演会を聴講して】 「福祉と防災」について考えていること④
お会いできて光栄です
けんです✌
3月10日に参加した「生活介護事業所連絡協議会」が主催する防災に関するワークショップ&講演会に関する記事の2つ目🍀
今日は【防災に関する講演会】について書いていきます
講師は、防災ボランティアグループ『春告鳥(はるつげどり)』の代表で、防災士の三浦先生です🌈
1、一斗缶トイレ「缶易トイレ」への想い
「自分のトイレがあれば、好きなときにトイレに行ける」
シンプルですが強い想いを感じました
すべてダンボールで作る簡易トイレの存在は知っていたものの、先生自身が手先が器用ではないので、身近にある材料でより簡単に作れるよう考案されたのが「缶易トイレ」とのことでした🚽
2、防災の基本は「いつもどおりの生活ができるための知恵を出す」こと
特に子どもと一緒に防災について考える時は、
「今日は午前中電気を使わない」
「水はすべてペットボトルの水を使ってみる」
といった行動を
訓練ではなく「防災ごっこ」として楽しむ
とにかく慣れることが大切である、と教えられました
3、とにかく「生き残ること」に重点を置く
災害対策と聞くと、食料の備蓄や防災用品を揃えることを上げる人が多い、もちろんそれ自体は素晴らしいことだが、まずは災害の第1波から確実に生き残ることが大切です
そのためには
「自分ごとにできていない自分に気づくこと」
「今やれることはやっておくこと」
先生が一番時間をかけてお話してくださった部分です✏
4、思い出とともに避難する
私が聴講していて特に印象に残っているのは、
「『避難して命は助かったが、家が跡形もなくなってしまった時』に自分の心の拠り所がなくなってしまうのではないかと考えたことがある」というお話です
非常用持ち出し袋に好きなアイドルのCDとTシャツを入れていた時期がある、という話を聞いて「自分もそういう目線で非常用持ち出し袋を考えてみよう💡」と思うことができました
5、声の伝言板を体験して欲しい
災害用伝言ダイヤルの活用について、
「柱となる電話番号を1つ決めること」
「番号を記憶ではなくメモに残すこと」
この2つが大切であると教えてくれました
6、情報を自分の都合のいいように解釈しない
例えば
「○○市は災害発生3日めから、備蓄食料の配布を開始します」
という情報がホームページ等に記載されていたとします
これはあくまでも
「備蓄食料の配布が始まるのが災害発生3日めから」であり、
「3日めには食料が手元に届く」と思い込んでいないか🤔
三浦先生は
という部分を特に強調されていました
普段から防災には気をつけているという自負がありましたが、見直せる部分がたくさんあるなと感じました
あっという間の1時間で、もっと聴きたいと思える講演でした
三浦先生、ありがとうございました😊
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで👋