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【生涯学習】現場には『学びの種』が落ちている
今日は生涯学習講座について書いてみます
ご利用者さんの言葉
7日のことを「なのか」と読むことがあります
17日は、と聞かれると「じゅうななにち」あるいは「じゅうしちにち」と読むと答える人が多いかもしれません
そう考えると、27日は「にじゅうななにち」もしくは「にじゅうしちにち」でしょうか
あるご利用者さんは、7日・17日・27日のことを
「なのか」「じゅうなのか」「にじゅうなのか」と読みます
正誤は論点ではない
ここはしっかりと言葉にしておきたいんですが、「じゅうなのか」と読むことが正しいか正しくないかを論ずるのが目的ではありません
まして、仮に正しい読み方があったとして、そのご利用者さんに正しい読み方を伝えたいわけではありません
数え方いろいろ
なのかの「なの」は、「ひとつ、ふたつ、みっつ」と数えた時の7の数え方です
対して「じゅう」は、「いち、に、さん」と数えた時の10の数え方です
(「じゅうなのか」という言葉に違和感を感じる場合は、「種類の違う数え方を組み合わせているから」かもしれません)
実はこれ、生涯学習講座のテーマとしては非常に優秀で、
・数の数え方にはいろいろな種類がある
・いろいろな国の言葉で数を数えてみよう
・ひとつ、ふたつと数えたときに、11はどう表現する?
といった内容の講座ができるかもしれません😊
発想が素敵です
7日が「なのか」なんだから、17日は「じゅうなのか」、27日は「にじゅうなのか」という発想ができるご利用者さんの感性、素敵じゃないですか?
正誤という2択ではなく、「これがこの人の伝え方なんだよ」というのが、サラッと受け止め合える空気感が大事だなと思っています
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