自分の気持ちを伝えることが苦手な人の「冬の体温調節」について
お会いできて光栄です
けんです😊
寒暖差が激しいこの時期、何を着ていこうか迷ってしまうことはありませんか?
私の職場のご利用者さんからも、「何を着たら良いかわからない」「こんなに暖かくなるなんて」といった声を聞きます
特に、自分で自分の気持ちを伝えることが苦手なご利用者さんにとっては、体温調節に特に気を遣う時期でもあります。
施設の構造によりますが、大部屋で過ごすことが中心の施設では、1人ひとりに合わせた室温管理には限界があります。
また、温度管理が難しいという意味では、送迎車内も各個人に合わせた温度調整は難しさを感じます
ご利用者さんの特性によっては、極端に寒さに弱い人と、暑がりな人では適温の感じ方が違います
現場で対応する職員として、ご家族さんからも体温調節について相談されることがあるんですが、その時におすすめしているのが、「分厚いトレーナー1枚」より「薄手のトレーナーとロンT」という方法です
決して悪いことではありませんが、「寒かったらどうしよう」という部分に注目して着るものを選んでしまいがちです。
ある程度の集団生活であるがゆえに、「暑いと感じてしまうかもしれない」という可能性も考慮に入れてもらえると、分厚いトレーナー1枚よりも薄手のトレーナーとロンTのほうが格段に対応しやすくなります
実際に、暑そうにしているご利用者さんの、分厚い裏起毛のトレーナーの下が肌着でした、というケースも経験しているので…
室温管理に奮闘する日々はもうしばらく続きそうです。
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで
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