おっとっと、で線を引く
ほんじつのおもひ
「おっと」の感覚は、大切
そろそろ航海を始めてみようと、検索窓に、キーワードを打ち込んで、Enterを押した.
ざぁああっと上がる記事に圧倒された.
海を初めて見た燕のごとく(なりきってみた).
◆世界は、広かった.
まるでガガーリンのような言い方だが、まず浮かんだ言葉だ.
世界が広く、いろんなひとがいて、いろんな言葉や書き方や文章があって、なんて当然だし、わかりきっていることだ.
けれども、一部のSNSしか知らず、これまでTwitterのような「だれでも」「手軽に」のコンテンツを敬遠して閉鎖的だったわたしは久しぶりに驚いた.
◆引きずられるかも、という警戒音.
たくさんの記事の中から興味のある記事を続けざまに読んだ.
筆者さんにこだわらず、題と書き出しから、記事を開いて拝読していった.
「えっ、これものすごく共感!」
「そう! ですよね!!!」
「ああ、苦しそう」
中には、苦しさたちに自分の心が共鳴するあまり、引きずられそうなものもあった.
読み進めていて「おっと、危ない」と思う文章.
言うなれば、平均台から落ちそうな感覚.
「おっと」がなければ、平常心に戻れなかっただろう.
精神状態がいまひとつ~負の位置にあるときは、この「おっと」の感覚がとても大切になると、わたしは思う.
元気なときや敢えて沈み込みたいときは、「おっとっと」で立て直して
もう一度文章なり作品なりに進めばいい.
でも、そうでなければ、「おっと、危ない」と思ったら、立ち止まるのがいいかなぁとわたしは思う.
そして大丈夫だと思えたら、また読むのに戻ったらいい.
ひかれたままに.
いやはや世界は広い.
このぶんだと、ゆっくりゆっくり、発信と繋がりを広げて行けそうに思う.
「おっとっと」って書いたら、お菓子の「おっとっと」に触れずにおれませんでした(笑
そう言えば、あんなちっさいぷっくり菓子が、海生動物のかたちになるっておもしろくて、すごいことですね.