#3 もとめる成果をだす作業量
本記事は「#1 もとめる成果をだすために」の関連記事です。
先に確認いただいたほうが、より理解を得やすいと思います。
・成果の方程式
成果の方程式のおさらいである。
あなたがもとめる成果をだせていないなら、方程式のどこか(あるいは全て)が足りていないと考える。
今回は、作業量について説明を行う。
・作業量とは
作業量とは、作業時間のことである。
ひとりの作業量で、もとめる成果が得られるのであればとにかく時間をつくって作業を行えばよい。
ただ、ひとりの作業時間はどんなに頑張っても1日24時間が最大と限りがある。
成果の基準設定が高く、1日24時間以上の作業量が必要となった場合はどのようにしたら良いのだろうか?
仲間をつくって一緒に成果をあげるということが近道である。
・仲間をつくるには
仲間をつくるには、仲間がついてきてくれるような自分になることが大事である。
そのために次の3つを身につけたい。
・魅力的になるには
魅力的になるにはどうしたら良いだろうか?
簡単にできることは魅力的な人のマネをすることである。
あなたの周りにいる魅力的な人のことを思い出してほしい。
・常に前向きである
・夢を語っている
・誠実である
・成長している
・明るい
・・・etc
言動や行動をマネしてみよう。
マネすることで、簡単に魅力的なあなたになれる。
魅力的な人が周りにいないときは、いろいろな人に会いに行こう。
今は直接会わなくても、SNSでつながれる世の中である。
魅力的な発信をしている人を見つけることができれば、マネできるようになる。
魅力的なあなたになり、仲間に「ついていきたい」と思われるようになろう。
・コミュニケーション能力を高くする
仲間に「ついていきたい」と思われるあなたになったとしても、コミュニケーション能力が低いようであればもとめる成果はあげられない。
・お願いをする
・説明する
・仲間のモチベーションをあげる
さまざまな場面でコミュニケーションが必要となるからだ。
コミュニケーション能力を高くしようといわれても、どうしたら良いか分からないという意見もあるだろう。
何も面白い話ができるようになれ。というつもりはない。
以下の2点を気を付けて、コミュニケーションをとってみよう。
1.丁寧に伝える
お願いをするときは、作業内容を誰にでもわかるように丁寧に伝えてみよう。
コミュニケーションにおいては、話している内容の3割しか相手に伝わらないといわれる。
3割だったものを5割、7割伝わるように丁寧に、わかりやすくお願いしよう。
慣れていないと最初は難しいかもしれない。
しかし、続けていけば必ずうまくなるので試してもらいたい。
2.相手の話を聴く
相手が「話をちゃんと聴いてくれている」と思えば、何事も伝えようと思ってもらえる。
例え悪い情報であっても、伝えてもらえるようになるので手遅れになる前に対応を行える。
手戻りが少なくなることで作業量をより多く確保できる。
相手の話を聴くための具体的な行動として
・全身を動かして聴く
→手をたたいて笑う、大きくうなずく、身振り手振りを交える
・共感していると表す
→楽しいときは笑顔、落ち込んでいるときは悲しい顔をする
・姿勢を整える
→相手に体ごと向けて話を聴く、スマホ等をさわらない
・話を最後まで聴く
→途中で何を言いたいか分かっても、さえぎらない
をしてみよう。
仲間とはいえ、あくまでも他人である。
情報共有をスムーズに行うことが、もとめる成果をあげるために必要になる。
・仲間のことを知る
「わたしのことを知らない」人にはついていきたくない、ついていけないと感じるのではないだろうか。
ついていきたいと思ってもらえるように仲間のことを知ることが必要である。
仲間のことを知るためには相手の興味・関心に興味をもつことだ。
相手の興味・関心はどのように知ることができるのだろうか?
具体的な行動として
・外見、身に着けているものから何に興味をもっているか探してみる
外見、身に着けているものであればわかりやすい。
人とは違うところに目を向けて話をしてみるのである。
気付いてもらえたことで知ろうとしてくれていると感じてもらうことができる。
・相手の好きなことに対して「わからないので教えてほしい」と伝える
好きなことを話したいという気持ちは、少なからず誰でも持っているはずだ。
結果として、知ろうとしてくれていると感じてもらうことができる。
をやってみよう。
「わたしのことを知っている」仲間として「ついていきたい」と思ってもらえるようになる。
・作業量を増やすには
例え、自分ひとりで成果をあげられるようであっても、仲間をつくれる自分になっておくことはとても重要である。
作業量を増やして、もとめる成果を得られるあなたになろう。