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おすすめアプリ。暇つぶしという贅沢!道端の草花には全て名前がある。
お気に入りの暇つぶし方法はありますか?
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子どもが小学生から帰ってくるのを前は昇降口まで迎えに行っていたが、だんだんと離れた場所に迎えをずらしてついに家の外までやってきた。
会議中に下校時間の日は家まで帰ったこともあるから、もう帰りは1人でも大丈夫だろう。
帰りを待つ間、その日の場所場所で暇つぶしにやってみていることがある。
それは草花の名前を調べること。
Google画像検索で、カメラを道端に向けてシャッターを切ると似た画像が出てきてその説明がズラっと出てきてくれる。
カタバミ、ドクダミ、いろいろな草花を教えてもらった。家の近所にも多種多様な植物が生えているものである。
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季節ごとに移ろいゆく自然をこんなささやかに楽しむことができる。あまりに小さな雑草だと、自分しか知らないであろう、小人の世界が広がっていく感じもよい。
よく、苦境にいる人への励ましとして、「上を向いて歩けない時は地面に咲く野花の美しさに気づくチャンス」みたいな話を聞く。確かに、忙しなく生きていれば路傍の花に目をくれる余裕もない、それはもったいない、というのも一つの考え方だと思う。
かと言って、別に私は雑草の美しさを知りたいわけじゃないの、上を向いて煌びやかなバラの花束をもらいたいの!という気持ちが否定されるべきではない。
いやいや、そもそも、苦境と雑草、一緒くたにされてるけど誰もがどんなときだって、好きなものを愛でていいじゃない。
いずれにせよ、この世のありとあらゆるものに名前があるって、当たり前のようでいておもしろい。名もなき花、なんてないのよ。
Google画像検索はすごい。
沈丁花って、ユーミンの歌でしか知らなかったけど匂いにつられて近所で発見したときは嬉しかったし、曖昧だった椿と寒椿の見分けもつくようになった。
夏になって、何かの植物の匂いがしたらそれもまた検索して調べてみようと思う。匂いで季節を感じるって、よくあることだ。大人になってから金木犀の見た目を知って感動した。秋には木の実を検索するのもいい。
目に入ったもの、特に草花をどんどんGoogle検索で検索する、それが最近お気に入りの暇つぶし、という話。
息子の帰りを外で待つ必要がなくなったらこの暇つぶしをする機会も減ってしまうのが少し寂しい。