仕事での立ち回りに悩むワーママが、一家団欒で大笑いし活力を得る

みなさん、疲れてませんか？私は疲れております！

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仕事で、謎の人間関係の渦に巻き込まれて？「立ち回り方」について真剣に悩んでいる。

あちらもこちらも立てねばならず、自分も倒れないようにせばならず、もう、どうしたらいいのか？

板挟みの複雑版みたいので、気を使ったり、珍しく頭を使って疲れてしまった。

人に揉まれるのは構わないが、仕事が進まないのは苦痛である。

家に帰ったら元気満タンにしたいところだが家では、これまた疲れる家事をしつつ、夫に子どもに指示を出したり「時間だよー」とプッシュしたり気が休まらない。

ところが、家では体こそはなかなか休まらないが頭と心がリフレッシュできた。

まず、家族へ回転すしへ。
レーンを期待いっぱい見つめる3歳児に癒されたり、景品のくじ引きに一喜一憂する子どもたちに微笑んだり、兄弟喧嘩を必死に食い止めたり、好物を真剣にほおばる姿に癒されたり、とにかく忙しい。

夫と2人きりになったら淡々と食べて、少しくらいは話したり笑ったりするだろうけど、ここまで叫んだり大笑いすることはないだろう。

すしから戻り、ザパーンと風呂に入る。
これもまた、大騒ぎ。どのおもちゃを入れるかとか、泡が入ったとか、なぜこんなにわちゃわちゃするのかというほどうるさい。
思いがけずおしっこしたり、泡だらけの髪の毛を立てて遊んだり、鏡に絵を描いたり、ちょっとしたことがいちいち笑えて泣けてくる。

ひとりでお風呂に入ったら声を出すことはないだろうし、笑うこともないだろう。

お風呂上がりは上の子のリクエストでドッジボール？！

えっ？なに、修学旅行？！

赤ちゃん用の布のボールを出して、リビングダイニングの家具を寄せてスペースを確保して子ども2人とパパ、ママでボールの投げ合いに。

なんだかよくわからないがギャハギャハ笑って終了した。

他人である夫と結婚したら、思考回路理解不能なおバカ男子と出会って4人でドッジボールで大盛り上がりするとは、人生何があるか分からないものである。

（下の子はいまいちルールをわかっておらず、ボールを欲しがりひたすら投げる可愛いプレイ）

そんなこんなで、ひたすら、うるさい&笑う、怒るなど忙しい時間を過ごしていると仕事の悩みがだんだんと脳内で縮小していく感じもある。

子どもたちは、ドッジボールですっかり心が解放されたのか、私の隣に集まってきてすやすや寝てしまった。
いつか、うちで過ごした思い出が心の中のあったかい場所に残るといいな。

先日、私が朝早くオフィスに行かねばならず、玄関で子どもたちとお別れしたときは、下の子は「ママと行きたい」と泣きそうになってずっと動かなかった。土曜に年一度の仕事の集まりで家を出る時も、玄関に来て泣いてくれた。私にとって家庭は、怒ったり喜んだり笑ったり胸がキュンとする場所だ。

仕事がどんな状況でも、私が家庭という場所から笑顔を絶やすことは許されないという責任感のようなものも感じる。

上の子は順調に行けば後10年で大学生。
それよりも前に、家族より別の場所でイキイキと話して笑うようになるかもしれない。

今、家庭を大事にする責任感もそうだけど、子どもといる時間を私自身が心から楽しむということも忘れないでいたいな、と思う。