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「ワーママが身軽になる夜」のススメ〜家族で近隣ホテル泊
ワーママの1日はずっと戦場。
朝起きて食洗機の食器を棚に戻し、朝ごはんを出して食べさせて片付けて、乾燥機から洗濯物を出して、子どもの身支度をして、保育園児の体温測定と連絡帳を書いて、送り届けて朝の部終了。
仕事の間もちょこちょこ家の用事や子どもの用事を挟んで、なんなら在宅勤務ゆえ夜ご飯の支度をして、夕方の部へ。
子どもの迎えと、小学生の宿題と持ち物チェックと晩ごはんの準備と片付けとお風呂の後の薬や歯磨きや布団の準備に、学校や塾の提出物書いたり、なんやらかんやら。
もう…これが休みの日も含めて毎日毎日繰り返される。
専業主婦だった母は、長期休みやちょっとした休みは車を走らせて同じ県にある実家へ駆け込んでいた。私はおばあちゃんや、隣に住むおじいちゃんのお姉さんのお家で過ごしたものだ。
お母さんにはお休みがない。
おばあちゃんのうちで過ごすときだけが、母にとって休める時間なんだと子ども心に思った。
しかし、地方出身で核家族の我が家。
お母さんに休みはない。
だから、普段から家事はズボラだし、週一で家事代行で作り置きと水回り掃除をお願いしている。
それでも!たまには休みが欲しい…
ということで、いつぶりか思い出せないけど私はお暇をいただいた。
と言っても、ひとり旅とかではなく。
土曜日にうちからそう遠くない景色の良いホテルに家族で一泊するだけ。
たった一泊。
しかし、この一泊で私は、ご飯作りと食器片付け、寝床準備、朝ごはん作り、朝の食器洗い、お風呂やトイレの掃除から解放される。洗濯は溜まったるだけだけど。
綺麗なシーツが待っててくれて、ご飯を作らなくてよくて、ご飯を食べたら立ち去れて、家族がコップを置きっぱなしにしてもイライラしなくてよくて。
ありがたい。
最高である。
と同時に、たった一泊で一部の家事からしか開放されていないのに、こんなに身軽になるなんて、毎日どんだけ負荷の高い生活してるんだろう?!と心配になる。
それも一年365日。もちろん病める日も。
子どもたちが大きくなったら夫と休みをプレゼントし合ってひとりでシティホテルに一泊もいいなと、また妄想。
実家の遠い、疲れたワーママに、家族でホテル泊、おすすめです。