いろいろな謎かけが解けるのがおもしろい人生の後半戦にまさかの人間観察が趣味になるワーママ
なんであんな人が出世してるの?
サラリーマンなら一度は抱く疑問ではないだろうか。
なぜ、戦争はなくならないし、防げないのか?
私が大学で学びたいことを決めた時、大学を選ぶ時に据えていたテーマだ。
これらの問いかけに対して、答えっぽいものを一度掴んでもそれが本当に答えなのかわからなくなる、そんなことの繰り返しだ。
私に関しては、学ぶことで世界がおもしろくなった。だからずっと学び続けたい。
そんな意味で、歳をとり、知っていることが増えて、今までぼんやりしていたものの視界が良くなることはおもしろいと思えるようになった。
なぜ、宿題を後回しにするのか?
子どもに対して頭を抱えるこんな疑問もそのうち、事実を把握して解像度が高くなりソリューションがあるかわからないけどうまく「対処」していくことができるだろうな、と思う。
そんな中、身近な人たちや追いかける有名人や自分にインフルエンスを与えてくれる人達が自分と共に歳を重ねたり「ザ、人生の先輩たち」のようになり、より良く生きるには?より良く死ぬには?みたいなテーマが降りかかるお年頃になってきていると感じる。
何かをしたいとかしなきゃと思う時にどうしても優先順位をつけざるを得なくて、その指標として先に挙げたような「より良く生きるには?」「より良く死ぬには?」みたいな考えを練り練りする必要に迫られているから?
まだまだわからないことだらけど、そのおかげか、随分と直感の感度も高まったし、選択の精度は良くなったと思う(本人過去比)。
この状態でサラリーマンをしていると、職場の人間観察がおもしろくてしかたない。
もはや、それが楽しくて仕事を続けているのかもしれないと思うほど。
いろんな事象の答え合わせができてしまうからだ。
仕事だけに振り回されて、仕事の中にどっぷりハマっていたときは自分視点で視界がパツパツだったのに、色々見えてくるからかもしれない。
ああ、この人はこう言うふうに思ってそう動くのか。だからここはうまくいかないのか。そんなふうに、幽体離脱して見ているような気分に。
脚本家とか、作家の方々はこうやって物語を見ているのか?と勝手に思ってしまう。
そんなこんなで、長年?、育休も含めて20年弱サラリーマンをやってきて、今一番仕事が楽しい理由はまさかの人間観察がおもしろいからでは?って、しょうもないことに失笑してしまった。