ワーママの会社との付き合いは図太くなるばかり?社会人も20年近く経てばこれが当たり前?!
恐ろしさに震えそうだがあと少しで社会人20年目に突入だ。そのうち、産育休での離脱は2人分で合計1年半ほど。正味17年は働いている。ワーママになってからは正味6年半ほど…と。
これだけの時間が経っていれば最初の頃と同じなわけがない。
ではどう変わったのか?
会社や上司の悪口を言わなくなった
悪口を言ううちというのは、希望を持ってる。
もう、希望を無駄に抱いたりしないくらいこなれてきた。現実を見てきたからかなぁ。
あと、悲しいかな、のさばっているとも言える私は自分も悪口を言われる方の側に移行したのかも?と察する。また、カッコつけて言うと、「悪口を言う前に、自分で正せ、正す力がないなら文句言う資格なし」といった覚悟ができてる。嫌なことは自分で変えればよし。
転職時の辞めどきについてのあれこれ
昔も昔、最初の会社の同期で1番早く辞めたのは女性で、結婚を機に配偶者と共に遠方へ引っ越した。寿退社だ。そして、退職のタイミングはボーナスが出たあと。
私は当時思った。結婚して、慣れない土地に行って仕事も手放すなんて怖過ぎる。それに、ボーナスもらった直後に退職って会社に悪くないか?
全然、悪くない。
私は何を考えていたのだろうか?
その8年後、私は有給休暇をたんまり残してその会社を辞めた。それも、ボーナス月の支給日の前に。あと半月、次の会社の入社を待って貰えばよいだけじゃないか。
頭の中がお花畑だった。
その時の先輩が言っていた。
正月休みが明けたら春のボーナス、夏休みが明けたら秋のボーナス、そのあとまた正月休み、この繰り返しよ。
当時私は思っていた。
より良い会社に移るのに時期を選ぶなんてばかばかしい、年俸が上がるならいいじゃん。
繰り返すけど、私は何を考えていたのだろうか?休みもボーナスも、しっかりとって何が悪い。ついでに、退職金や各種手当など、年俸以外にもお金について検討できるポイントはある。年俸は全てじゃない。
今の会社はボーナスは年1回、その2ヶ月後に福利厚生で子どもがいる人にかなり高額な手当がでる。その2-3ヶ月後にはちょうど小学生が夏休み。よって、1番理想的な辞め方は、「ボーナスと子育て手当をもらってから引継ぎをし8月に有給消化して学童弁当を作り、9月から新しい会社に勤務」この1択だ。
となると、転職先が決まり終わるのに最適な時期は6月中あたりということになる。
しかし、次の会社のボーナスが支給されるのに何月以降の在籍が条件かを調べると案外、3月には転職を決め5月に有給消化し6月には新しい会社で働き始めないと…などとなったりするかもしれない。
ボーナスだけはもらおう、でも手当も、有給休暇も!なんて別人のよう…。権利だから!と思いつつ、産育休2回もとらせてもらって図々しいかな?と思ったりも。
求人はちょうど良いタイミングで出るとは限らないし、自分以外の候補者に決まってしまう可能性だってあるから、このあたりは運と縁とタイミングだと思う。
でも、「早く出社してくれないと困ります!1ヶ月以内に移ってこないなら内定だしませんよ!」などと圧力をかけてくる会社はよそう。その後苦労しそうだから…。
この辺も、私は強くなった。
いや、若かりし頃、ほんと世間知らずだった。
出社もカメラオンもしない、会議中味噌汁温めてる
昨晩もやってしまったけど、夕方に会議を急に入れられると家事をしたり子どもの面倒を見ながらになる。味噌汁温めてご飯よそいながら話を聞いて聞かれた時だけ答える。
ちなみに、出社は基本しない。
カメラオンも基本しない。
顔も作ってないし、服は白いTシャツまたは白いロングTシャツにジーパンが制服と化している。
ひどいなぁ、と思う。
社畜だった頃の私が見たら引く。
上司が変わって呆れられると思いきや、似たような人も結構いるので生き延びている。
社長との会議が多い部の人たちはいつも顔出ししている。背景に洗濯物がうつっていたりすっぴんだったりするけど、しっかり開示していて素晴らしい。この辺の印象作りは大事だと頭ではわかっているけど、心がついていかない。
お母さんみたいに人の成長を喜んでしまう
ここまで書いてきて、進化を遂げたのか、なんなのか、分からなくなってしまった。
会社というものとの付き合いが長くなって、会社にとってよさそうなこともあげてみたい。
図太くなる分、人のことを見る余裕みたいなものが出てくる。
もう○年目ですよね、とか、ずっとこれで苦労してますよね、小1の壁つらいですね、以前は大変でしたよね、とか、付き合いが長くなってくる人たちと過ぎ去り日を振り返り、労い、喜びあっている。
いや、自分がそんなふうに誰かと過ごした時間を慈しみの目で振り返ってるだけだけど。勝手に人に情を感じてしまう。それで、この職場、気にかけてくれる人がいていいなとちょびっとでも思ってもらえたら嬉しい。
誰だって、蔑ろにされるのは嫌だと思うから。「元気?ちゃんと寝てる?食べてる?」と聞ける(かと言ってウザくない)、明るいおばちゃんになりたいと思う。