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ワーママの家事。3年も金曜夜ご飯作ってなければもう作れない…

我が家は毎週金曜日の午後に家事代行さんに来ていただいて、作り置きおかず調理と水回り掃除をお願いしている。

次男の妊娠中からもう3年以上。

金曜日の夜ご飯は、彼女の作ってくれるおかずとスープで乗り切るのでご飯作りをしていなかった。

もうね、3年も金曜日の夜ご飯を作っていないとなると…

作れません。

以前、その頼りの家事代行さんが来られない日があった。そして荒れた冷蔵庫の中身やなんだかいまいちな水回りを見てそのありがたさを叫んだわけだけど…

今度は家事代行さんが急なぎっくり腰で来られなくて私は思った…。

「がんばれない」

何をって、金曜日の夜ご飯を作ることを。

もはや、3年間消滅していた金曜日の夜ご飯を作るタスクを復活させることはできない。

人間、一度手に入れた「便利」「快適」を手放すことはできない。あると思っていた自由を取り上げられることに耐えられないのである。

金曜日はただでも1週間分の疲れが溜まっているし、夕方に上の子の習い事のお迎えがあるし、仕事もバタつきがち。

と言うわけで…

家事代行さんの来られなかった金曜日の夜ご飯は早々に夫に敗北宣言をして、上の子を習い事で拾い下の子を保育園で拾い、みんなでスシローに。

土日は冷蔵庫の残り物たちで料理をするし、水回りの掃除も自分ですることになるけど、金曜日の夜に潔く敗北宣言をしたことでなんとか受け入れられる、気がする…

繰り返しになるけど…
人間一度手にした自由を手放すのは大変な苦痛を感じるものだ。

この摂理を理解していると、妻が育休中に家事育児を妻に頼りからの夫がその後家庭内進出が進まないという「あるある」も必然にして起きると想像ができてしまう。実に、人間って扱いづらい。

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