見出し画像

キャリアも大切にしたいプレワーママさんにおすすめ「自分を元気に!」の育休

さぁ、赤ちゃんが初めてお腹にやって来た!
となったとき

仕事どうしよう?
働き方どうしよう?

と考えるのは女性が多いし働き方を柔軟に変えるのは女性が多いと前から思っていた。

実際そんなデータがあると、それも、2023年ノーベル経済学賞クラウディア ゴールディンさんの著書にあると

聞いていた(読んでないです、ごめんなさい)。

かつて「リーン イン」という本を読んで深く頷いた。人生においてケア労働を担う時期にはどうしてもキャリアへ割けるエネルギーはセーブせざるを得ないし、パートナーと調整が必要だと痛感していた私だけど、アメリカの、それも女性のトップエリートでさえそう言うのだ。

親のどちらもが同時にはキャリアを発展させるのは難しい、しかし、キャリアの発展自体ができないわけでないというメッセージに心強さを覚えた。

私は夫が珍しく、(8年前の当時は。今は結構いそう)親として子どものために必要な時間は自分の仕事時間からも引っ張ってこないといけないと考える人だったので私と夫はお互いにキャリアの調整をしてきた。

それでも、家庭における役割で母親にかかる負担は大きいのが現実だ。

ある休日の昼下がりなんて、子ども2人を歯医者に連れて行くと約束してくれた夫はわざと忘れたふりをして私に行かせようとしたくらいだ。

「いざとなったら妻がやってくれる」

そんな意識が奥深くにあるのだろう。

だから、私はいつからか「共働きでも心の中では母子家庭のつもりでやっていこう」と腹を括っている。夫をあてにしない、ということでなく、コミットの強さの問題である。

さて、しかし、現実には「夫は出張ばかり」「夫は育休が取れない会社(雰囲気。法的には取れます)」という人たちも結構いる。

実母など身の回りのことをしてもらえる幸運な人もいるだろうが、遠方にいたり介護をしていたり「夫婦で乗り切らないといけない」という場合もある。

そうなってくると、頼れるのは、ファミサポのような地域のネットワークや民間のシッター(補助が会社や自治体から出ることもある)である。

夫やご家族が頼れないワーママさんはさぞかし大変だろうし、キャリア形成にも不安が湧くだろう、と思う。

かえって早めに職場復帰をして「近くの他人」の手を借りたほうが精神的にはラクかも?と思ったり、逆に、仕事のストレスから遠ざかって長く休みを取りのんびり低空飛行がいいかな?と思ったり…

まあ、本人が決めることではあるけど!色々考えてしまう。(余計なお世話🤣)

パパの働き方が子どもが生まれてからも「以前と変わらずバリバリ」だと、その分ママは自分の仕事時間を融通しないといけない。

結果として、キャリアの選択を場合によっては不本意な方向で進めないといけない可能性もある。前向きにそうした変化を楽しむことができる場合も、そうでもない場合もあるかもしれない。

もし、キャリアがいい感じに来ててスローダウンするならまだ話はシンプルかもしれない。

けど、「今の延長線に希望が持てない。この先、何をしていこうかな」みたいに漠然と考えてしまう場合はせっかくの育休期間を使って、赤ちゃんを預けてでも自分のために時間を取ってほしいなーと思うところ。

私も育休中にたまたま求人を持って来てくれたエージェントの方と繋がっていて、その方が2年後に持って来た案件で転職したのだった。

育休中ではあるけど「これまでこんな仕事をして、この先はこんなことがしてみたい。どんな求人がありうるか?」と話したのを覚えている。エージェント相手でなくても友人に話すのでもいいかもしれない。

育休は赤ちゃんのお世話に全てを注がないといけない!みたいに考える必要はなくて、「ああ、また仕事がしたいな」と思えるくらい元気な自分を作るために使ったらよいんじゃないかなと思う。

自分を元気にするための、育休。
おすすめです。

いいなと思ったら応援しよう!