今週の振り返り。みたかったものを観て、よみたかったものを読む!
新年に入ってから「今週の振り返り」というのをやってみたら、すごいよい!気がしたので、またやってみたい。
きっと、流れゆくこまかな毎日も積み重ねたら案外大きな塊になる。
一日一日中の記録も大切にしたいけど、「こんなことも、あんなこともしたの?」と発見があり、時間で区切って振り返るのもいいな、と思った。
1月後半から転職前の有給消化で、ずっと見たかったものを見ている。とはいえ、半月なんて直ぐにすぎてしまうだろう。
みたもの、よんだものを紹介したい。
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映画「窓際のトットちゃん」
トットちゃんの世界観をのぞいているようで、校長先生の熱意が伝わってきて、戦争時代の描写に胸が締め付けられ…本とは違った楽しみ方ができた。
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2018年のNHK連続テレビ小説「半分、青い」こちらまだ途中。
下の子が、主人公と同じ片耳難聴なのでいつか見たいと思っていた。お母さん役の松雪泰子さん、はるさんに感情移入しまくりで忙しい。片耳難聴に関係なく、恋に青春に進路に子を持つ親の気持ちに働くことにと普遍的なテーマで誰でも楽しめるのは、さすがNHK朝の連ドラ様々。
片耳難聴に焦点を当てると、初恋の苦い思い出、自転車に乗れなくなったこと、就職試験で13社落ちたこと、騒がしい場所が苦手なこと、などなど。片耳が聞こえないからこそ悩めることが随所に散りばめられていた。
主人公の天真爛漫さに励まされ、うちの子も、できないことよりできることに目を向けて生きてほしいなと思う。
雨の日も聞こえない片耳はいつも晴れ。
世界をどう見るかはその人の自由。
そんな話が出てくる。
主人公が就職活動に苦戦するとき「私には何もできない」と思うか「だから、私は何にでもなれる」と思うか、というナレーションが出てくる。
確かに、その通りなんだよなあと深く共感した。よくあるコップに半分入った水の話だけど、これは、なかなか頭で分かっていても実践するのは難しい。
片耳難聴と言えば、下の子に関して言語聴覚士の先生にやってもらった「マッカーサーコミュニケーション発達質問紙」の分析結果が最近届いた。
この質問紙は、「この言葉を話しますか?」と聞かれるもので選択肢にチェックを入れていくアンケートのようなものだった。言葉の発達が何歳相当かを調べるものだそうだ。それによると、我が子は年齢相当の成長をしているようで、発達を促すためのアドバイスも書かれていた。
ひとりで孤独に悩まず専門家とも繋がりながら子育てできるのはありがたい。もし、片耳難聴の当事者や片耳難聴のお子さんで悩まれることがある方がいらっしゃれば「きこいろ」のサイトをご覧になってみてほしい。
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書籍「イラストでわかる 特性別 発達障害の子にはこう見えている」
上の子を見てて毎日、なんでこうなる?!と不思議だったことが鮮やかに解明されていく。
そっか、こんなふうに君は世界を感じてるんだね。と、息子に少しだけ、近づけたような気になる本だった。分かっていたことも多いけど、もっと早く読みたかったと思う。
そんな息子とともに、発達特性ついて、私もまた未知なる世界へ?と船を漕ぎ出す。それについてはまた記したい。
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小学校でも休みの子が目立つし、保育園でも流行り病が増えている。我が家もみんなそろって低調。
そんなときは、急がず慌てず、ゆっくりと過ごして、たくさん寝たいと思う。
そんなふうに感じた夜、小学生息子の絵の具道具を洗い始めてしまい、あまりの汚さに呆れつつ、パレットと水入れと筆をきれいにした。おまけに、ここ最近2回もオムツを洗濯機に投入してしまった。
ため息ばかりのこんなどうしようもない労働に支えられて子どもたちが大きくなっていくとはおもしろいものである。
良い週末を。