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「からまる本」のすすめと、1年前の記事を振り返って自分を定点観測。
ちょうど昨年11月に転職活動をした。
正しくは、2年前に下の子が生まれた頃にエージェントから声をかけてもらってさすが育休中ゆえ断った珍しいポジションが再び開いたと連絡が来てそこからトントン拍子で転職が決まった。
その少し前、私は揺れ動いていた。
今の仕事、続けていていいのかな。
続けられるのかな。
子育てがこれからどうなるのかな。
ちょうど1年前の今日にこんな記事を書いていた。限界を感じる仕事と家庭の両立をまだ続けるんかいな?という話である。
フラフラ〜っと、この先の仕事をどうしていこう?と頼りなさげに考えていたのがわかる。思えば、上の子の小1の壁で受けたダメージがまだまだ、全然回復していなかったのだろう。
この記事を読むと書いてあるのが、証券口座のお金の方が私より稼いでる日が頻繁にあるってことだった。それが私が働く意味とは?と揺さぶりをかけていたのかもしれない。
ところがどっこい、そこからの1年で上の子も下の子も多少ずつではあるがたくましくなり、世界経済の波にゆさぶられ投資額は激動、ますます年金なんていつもらえるのかもわからなくなり…
全然。余裕で。まだまだ。働きます!
そんな心境だ。
そこまで考えると今の仕事は楽しいし職場も快適なのでラッキーだと思うことにする。1年前の私は想像できていなかった今が今日である。
元気いっぱい成長中の子どもが今後どんな状態になるかもわからないし、親も年老いてきているし、むしろ、迷っている暇はなく稼げるうちに稼がねば…かもしれない。
1年前にワーママとしてフラフラだった私は、今、小学生に寄り添う夏休みのダメージから回復しきれていないほどにヨレヨレである。
にも関わらず、自分の中にあるワーママのアイデンティティは強くなる一方だと発見した。
また来年はどうなっているだろうか?
この一年のことも全く予想できなかったなかで一年後はわからないにもほどがあるのでまずは今日一日を大切に過ごそう、と思う。
そんな迷える40代に最適な、尾石晴さんの「からまる本」を先日読んだ。心身の変化の多いこの時期に仲間や先人の存在の大きさをとてもありがたく思った。