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子どもに教えられたこと。自分でなんとかする力って、試練があってこそ身につくのかも?

小学生あるあるの、学校行きたくない、学童行きたくない。

周囲でもよく聞く話だし、うちの子もしょんぼりして帰ってくることがある。

かと言って今のところ行きたくないと言うことはなくて、翌日送り出すけど、大丈夫かな?と心配がないでもない。

例えば、遊びに誘っても断られてしまったり、誰かと喧嘩したり、何か嫌なことを言われたり、上級生ややんちゃな子に圧倒されたり、いろいろある。

子どもの世界もいろいろあるよね、と思う。

思い返せば私も人付き合いが苦手だった。
それは、今でも。

子どもがトラブルを起こしていそうならハラハラするし、友達付き合いにしょんぼりした理由を聞き出すことができたとき、自分の子が被害者のように印象付けられると親としてはカッ!となってしまうこともある。

何その子、失礼じゃない?!
と思ったり、
気の合わない子はいずれ受験を経て離れて行くさ、と、ヤケになったり。

こんなとき、よく先人たちの言葉を思い出す。

子どもは自分でなんとかする力を身につけているところ。
親がでしゃばってその機会を奪わぬように。
子が失敗しないように先んじて石をどけたりしないように。

それはもっとも、と思うので、よほどのことがない限り様子を見ようと思っている。

窮地に立たされて考えて、活路を見出す、その元気があるうちは成長をサポートしようかなと。しかし、なかなか、黙って耐えるのも難しい。あれこれ想像するうちに胸がつぶされそうになったりもする。

せめて話を聞いて、整理して、どんな気持ちだったか吐き出してもらって、相手のこの気持ちをあれこれ想像して、次はどんなふうにしたら良さそうか考えたりしてる。今はそれがやっと。

あまりに心配なら先生に話を聞けるし。

そんなこんなで気を揉んでいたら今日はスッキリした顔で帰ってきて、そこまで嫌なことはなかったらしい。

毎日毎日、こんなふうに、心のエネルギーを使っている。

そして、仕事があるのはよかったのかも?などと思う。

子どものことが心配で、もし仕事をしてなかったら、きっと私はスマートじゃないから四六時中子どもの心配事にソワソワして、なんなら、外界からのストレスから遠ざけようと子どもを家に閉じ込めようとしてしまうかもしれない。そしたら子どもはパワーアップできない。試練を経て成長するのは大人も子どもも同じかもな、と思う。

子どもには子どもの世界がある。
自分でそれを切り拓けるように、家がくじけそうになったら元気や自信を取り戻せる場所になればいいな。

そんなことを考える猛暑の夏。

私も心のエネルギーを蓄えておかないと!

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