ミニ詩歌集『虹をすくう』
ミニ詩歌集を出します。
タイトルは『虹をすくう』です。
B6サイズ、56ページ、ソフトカバー、価格は700円です。印刷はシメケンプリントさんです。
詩は短いものを中心に34篇、短歌は30首の連作を収録しています。
表紙について
表紙の写真に使用させていただいたのは、わたしの敬愛する建部弥希さんの作品です。建部さんの作品はどれも色鮮やかでどことなく懐かしさがあるのがとても好きで、十年以上続くファンです。いつか建部さんの作品を表紙にした詩集を作りたいと思って構想を練っていました。
今回は建部さんのご厚意でコラボという形で作品を表紙に使用させていただきました。
この立体作品は6面全部に描かれている「全面絵画」シリーズのひとつです。縦にしてみたり裏返してみたりと何枚か撮ってみましたが、この置き方に落ち着きました。
色の再現が難しく、写真の彩度や色温度などを微妙に調整したのですが、シメケンさんの印刷ではなかなか良い感じに仕上がっていると思います。
建部さんの作品が気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ実物をご覧いただけると嬉しいです。
https://twitter.com/mk_tatebe?t=ZZw1hvZRCMunhVttdA9QXw&s=09
収録詩
Twitterに投稿していた10行前後の短い詩を中心に34篇を収録しています。今まで書いてきた建部さんの作品からインスパイアされた詩も入っています。色を感じるものやメルヘンチックなものを多く選びました。SNS等での未発表作は5篇です。
少しだけ収録作品をご紹介します。
収録短歌
建部さんのテーマのひとつに「光」があります。そこで、アメーバブログ、Twitter(現X)に投稿したものの中から光が詠み込まれたものを中心に選んで30首の連作にしました。
4首抜粋します。
初めての詩歌集
手作りZINEを販売したことはあるのですが、印刷所さんに頼んで作るのはこれが初めてなのでとても緊張しています。
わたしの詩は明るいものよりもどちらかというと寂しい感じのものが多く、イメージに合った作品を選ぶのに苦労しました。かなり前にアメブロで書いた思い入れのある作品もあります。
内容が建部さんの作品と見劣りしないかどうか悩みつつ詩作と編集をしていましたが(今も不安ですが)、我ながら素敵な詩歌集になったと思います。刷り上がったものを手にしていると、嬉しいような照れくさいような自分が作ったものではないような、なんとも不思議な気持ちでいます。
わたしはパソコンが一切出来ないので、編集やPDF化、写真撮影、表紙デザインなど全てをスマホで行いました。シメケンプリントさんはスマホでの入稿ができる印刷所さんです。入稿ガイドなどとても分かりやすいホームページで印刷まで問題なく行うことが出来ました。
パソコンが出来ないと詩歌集は作れないと諦めていた時期もありましたが、色々粘って挑戦してみた甲斐がありました。
可愛らしい詩歌集です。お手にしていただけたら嬉しいです。
お支払い方法はPayPayと郵便振込です。
配送はスマートレター(210円)となります。
購入をご希望の方はTwitterのDMにてお願いいたします。