青い傷

今は大学生として、忙しいけれど毎日楽しく過ごしています。
大学生になって、授業の中で意見交換をしたときに

もう、孤立しなくていいんだ
自分の気持ちを言っても否定されないんだ!!
と感動して、家に帰った後、それを思い出して、うれしくて涙が出ました。

入学してから三か月ほどたって、高校時代のことばかりにとらわれずに生活できるようになり始めたとき、授業の中で、先生から自分たちでグループを作るように指示がありました。

その時、自分でも驚くほど、心臓がバクバクし始めてかるくパニックになったのを今でも鮮明に覚えています。一気に高校生の時の苦しさが押し寄せてして、何もできずにただ教室をさまよっていました。

頭の中はどうしようどうしようどうしようどうしよう・・・と何もわからなくなって泣きそうになるのを必死でこらえていました。

すると、
「ねねちゃん俺らのとこおいでよ」
と声をかけてくれた人がいました。

金髪、強面、高身長の男の子で、以前少しだけ話して、少しだけ距離が縮まったかな??というような人でした。

その時声をかけてもらえたことが、本当にほんとうにうれしかった。
他の人には当たり前のように感じてしまうかもしれないけど、
私はそれも涙が出るほどうれしかった。

私が負った心の傷は、癒えても完全になくなることはきっとないのだろうと思います。

青くて、痛かった私の青春は、ずっとこれからも付き纏う。

それでも、未来で笑えるようにと血を吐くほど努力して、一生懸命に生きてきた自分自身に感謝しながら毎日過ごしていきたいと思います。

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