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日々のこと:「それで、(あなたは)私に何をどうしてほしいと考えているの?」

※散文です。特に、上司の方への、報告・連絡・相談時のコミュニケーションを改善したい、とあるコミュ症の取り組み紹介です。


「それで、あおまるさんはどうしたいの?」

職場で、上司の方に報告や相談をしている際に問われ、その度に、頭の中が真っ白になっていたことを思い出します。

真っ白になる度に、それまでの「説明」を繰り返したり、その際にいただいた助言等をもとに、私の考え・計画を再構築したり、もしくは別の機会を設けていただき、「このようにしたいです」と、上司の方に、自分の考え等を伝えることが多かったように思います。

でも、実際は、報告や相談等での「説明」を通して、上司の方は、あおまるに何を「お願い」されているのかを、明確に知りたかったのかもしれない。

「それで、あおまるさんは、私に(上司に)何をどうしてほしいと考えているの?」

という、問いだったのかもしれない(可能性・高)。


これは、「説明」に関する書籍1冊の中に記載されていた、「説明は、相手に「お願い」をするために行う。≒聞き手が知りたいことは、この説明の中で、話し手から何を「お願い」されているかということ。」といった内容からの気づきです。

学校を卒業し、働き始めてから、約十年。30代での気づき・つまづきにしては、社会人としての資質が、社会人基礎力等の向上への努力不足が疑われても、まったくもって、仕方がないように思います。(”気づき”と記載することもおこがましい、”社会の一般常識”なのかもしれません。)

反省…。ひたすらに恥ずかしい…。本当に、私は無知…。

そのような考え・感情を、一旦、横に置かせていただいて、限られたコミュニケーション環境の中(①上司への電話連絡時・1回/週、②受診時・1回/1~2週間)で、自分自身の「説明」方法を見直し・実行しようと努めています。

現在、「説明」の型を、次のようにして、準備しています。

  1. 話題の提示

  2. 結論

  3. 事実・理由を合わせて最大3つまで

  4. 結論

  5. お願い

準備中の悩みは、「話を簡潔にまとめることが出来ていない≒1つの話題にかかる説明が長い(2分以上を要する)」という点です。


そのような悩みがある時点で、考えた例文です(【想定】聞き手:上司の方、内容:休職の延長の可能性がある、備考:上司の方より、常々「主治医の先生は何とおっしゃっているか」と質問される≒聞き手が聞きたい部分)。

  1. 【話題の提示】休職の延長または復帰について

  2. 【結論】現時点では、休職の1か月延長を考えています。

  3. 【理由1】主治医の先生より、職場復帰に係る調整は、復帰前に、職場とあおまる間で実施するよう話がありました。現時点で、職場とあおまる間での調整は、十分に進んでいないと考えます。

  4. 【理由2】主治医の先生より「復帰に向けて、ゆっくり、時間をかけて取り組んでいっても良いのではないか」とも意見をいただきました。

  5. 【結論】そのため、現時点では、休職の1か月延長を考えています。次回の受診時、主治医の先生と改めて、復帰の可否を相談等をした上で、診断書を作成していただく予定です。

  6. 【お願い1】診断書を取得後、その当日中に(上司の方に)メールで連絡をさせていただき、原本は〇月〇日までに職場に届くよう郵送する予定です。この予定立てで不備がないか等、ご意見をいただきたいです。

  7. 【お願い2】職場復帰に向け、話し合いの場を設けていただくことをご検討いただきたいです。又は、週1回の連絡時、上司とあおまるの2者間での調整で十分か、次回の連絡時に、ご意見を伺いたいです。私は、職場とあおまる間の両者が、(ある程度でも)納得した形で、復帰したいという希望があります。


このような型が、特に、上司の方へ「説明」をする際の、現時点での最適解かどうか、経過観察中です。

「説明」の中で、割愛して良い部分、伝えた方が良い部分の精査は、まだまだ、とても難しいです。言葉遣いさえも…。


最初の一言が出ずに言い淀んだり、「えっと」を多発することもあり、その一つ一つも、時間を取る要因となっていると考えます。

それでも、今は、「聞き手・話し手の方と、何はともあれ(≒涙を流したとしても、時間を要したとしても)、意思疎通が取れている状況であり、それを維持する」ことを目標にすることが出来ています。

以前は、聞き手の質問(問い)に一文で的確に答え、聞き手に「好ましい」と思ってもらえることを最優先に考えていたような気がします。

そんなコミュ症の取り組み紹介でした。


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