りん

22/島根のちいさな離島、海士町暮らし/感じたことを忘れないうちに

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22/島根のちいさな離島、海士町暮らし/感じたことを忘れないうちに

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  • お仕事で書いた記事

  • 自分のこと

  • 記録インタビュー

    一人一人が持っている、「今」のその人なりの想いをカタチとして残したくて始めた記録インタビュー。 テーマは「わたしが大切にしているもの」。 出会った人たちのストーリーをこれから言葉にのせていこうと思う。

最近の記事

日常のちいさなほっこりするものに、ちゃんとほっこりできる。なんだかんだ、今の自分に必要なのってこれかもなぁ、なんて。

    • 「なんくるないさ〜」 電話越しで母がくれた魔法のことば。 相手がどう思うかとか、ちっちゃな余計なことばかり考えすぎて最近いろいろ行き詰まってたけど、もうちょっと気楽にいてもいいのかな。

      • やりたいことって多分、「書く」ことそれ自体じゃないのかもしれない。

        好きなことは書くこと。 そこはいつだって変わらない。 でも自分の根本で本当に大切にしたいものは、別にあった。 島に来て、広報としてこれまでいろんな記事を書いてきた。 今まで大学にいるときは、書くことが苦痛で仕方なくて、レポート課題でさえも「うわぁぁ」ってなるほど。 でも、ずっと密かに、 文章で自分を表現できるようになりたい そんな気持ちが頭の片隅にあって、 今年に入ってから自分のnoteを書き始めた。 島でも、自分が 「やってみたいです!」 と言って任されたお仕事は

        • 海士町での3ヶ月。出会った人、ことば、そこで過ごした時間はこれからの自分の確かな根っこになった。

          この4月から海士町に暮らし始め、ようやく3ヶ月が経とうとしている。 この3ヶ月を一つの区切れとして、 これからの自分の土台となったであろう出来事を写真とともに振り返っていこうと思う。

        日常のちいさなほっこりするものに、ちゃんとほっこりできる。なんだかんだ、今の自分に必要なのってこれかもなぁ、なんて。

        • 「なんくるないさ〜」 電話越しで母がくれた魔法のことば。 相手がどう思うかとか、ちっちゃな余計なことばかり考えすぎて最近いろいろ行き詰まってたけど、もうちょっと気楽にいてもいいのかな。

        • やりたいことって多分、「書く」ことそれ自体じゃないのかもしれない。

        • 海士町での3ヶ月。出会った人、ことば、そこで過ごした時間はこれからの自分の確かな根っこになった。

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          10本
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          2本

        記事

          久々にちゃんと立ち止まれた日

          「自分は何のために休学して、何のために島に来たんだろう?」 平日は毎日朝から夕方まで働いて、 家に帰るとなぜか日中の疲れで無気力になって、 ほぼ毎日部屋の畳の上で寝落ち。 ここ1ヶ月は、 目の前のことを何となくこなすだけの日々を過ごしているなと感じる。 その日の出来事を振り返ったり、立ち止まったりする余裕すら持とうとしていなかった。 このまま今のような生活を送っていいのか? 何のために休学して、 何のために島に来たのかーー 休学期間を自分なりに意味あるものにしたいか

          久々にちゃんと立ち止まれた日

          海を通じて自分を見る

          自分の心は、透明のグラスのように艶っと透き通ってはいない。 むしろ、まばらに濁っていることが多い。 心は綺麗でありたい。 人に優しい自分でありたい。 いつも穏やかな気持ちでいたい。  常に心地よいものを取り入れていたい。 だけど、 日によってはネガティヴな灰色がかった気持ちに包まれて、そういう自分でいられなかったり。 そんな時の自分は、ありたい自分の姿とはだいぶ乖離しているように感じる。 ネガティヴな感情に包まれていると、明るくて、あたたかくて、純粋で、きれいなものやひと

          海を通じて自分を見る

          なりたい人は、かわいいおばあちゃんと仙人

          二人目はゆずちゃん。 そっと、ふわっと、何かを包み込むようなあたたかい優しさ。 いつもみんなの心を和ませてくれる彼女が大切にしているものとはー 原点は小学生のとき大学4年生のゆずきです。 子どもが好きで、大学生になってからは中高生のキャリア教育に携わったり、幼稚園でバイトをしたり、オルタナティブスクールでインターンをしたりしていたよ。 子どもに関わりたいと思った理由は、 「こんな人がいたらいいな」 「こんな世界だったらな」 って自分が子どものときにほしかったものを、今大人

          なりたい人は、かわいいおばあちゃんと仙人

          なんでもない日常から幸せを噛み締める

          都会から日本海のちいさな島に飛び込んで2週間。 今、自分はすごく幸せだ。 1日1日、自分が生きていることの喜びを噛み締められるようになってきた気がする。 私は今、「大人の島留学」で島根県の離島「海士町」に来ている。来る前はコンビニすらもないと聞いて、果たして自分は暮らしていけるのだろうか?と心配になったりもした。だけど、実際の暮らしは全く違った。もちろんコンビニもなければ、映画館やショッピングセンターのような娯楽施設もない。 でも、都会にないものが、ここにはあった。 毎

          なんでもない日常から幸せを噛み締める

          今を、そのままに、生きる

          一人目はjuno。 おおらかで自由で、いるだけでその場の空気をぱっと明るく和やかにしてくれる。そんな愛に溢れる彼女が大切にしているものとは― 自分らしい「わたし」を大切にしていきたい 今年の3月に大学を卒業して今は22歳。 高校までは埼玉にいて、大学は山梨で一人暮らしをしていたよ。 大学4年生の時には京都に憧れがあって、京都に住んでいた!ちょうど就活の時期だったけど、大学3年生の頃から周りと違うことをしたいっていうのもあって。違うことをやることに快感があったんだよね。「そ

          今を、そのままに、生きる

          「あたりまえ」ではなかった「ふつう」

          大学4年生の私は今、 1年間休学することを決めた。 本来ならそのままみんなと進学して、みんなと同じように就活に取り組むはずだった。 一応去年の夏から会社説明会に行ってみたり、自己分析をやってみたり、いわゆる就活っぽいことには取り組み始めていたけど、 新卒で東京の会社に入ってバリバリとビジネスの場で働くことが果たして自分のやりたいことなのだろうか? と引っかかってしまった。 なんか自分には合わないかも...とモヤモヤした。 新卒で、都会の会社に就職して、安定してお金をもら

          「あたりまえ」ではなかった「ふつう」

          きらっと、内なる”らしさ”

          自分はやっぱり人とおしゃべりすることが好きだし、それが楽しいなって思う。 最近になってようやく、自分のやりたいことがわかった気がする。すとんと腑に落ちる感じがあった。 どうしてこんなにも色んな人ともっとしゃべってみたいって思うんだろう?って考えた時、自分は一人一人の、その人ならではの価値観や気持ちを知ってみたいからなんだ、と。 私は一人一人の内側にある、ぼんやりと、でもきらっと光る何かが素敵だな、綺麗だなって思う。その人にしかない「その人らしさ」っていうのかな。肩書きや所属

          きらっと、内なる”らしさ”

          そのまんま

          自分の本心をそのまんまに言葉にして伝えるのって、結構むずかしいなぁってつくづく思う。 会話の中でなんとなーく口にした内容について「そうなんだ?」「それはどういうこと?」って聞き返された時、もう一度自分が言ったことの背景を説明しようとするがうまく言い表せない。なんでだろう。単純に言語化するのに慣れていないのもあると思うけど、放った言葉がそもそも本当に自分が思っていることじゃないっていうのもあるかもなぁって。聞こえが良さそうなことを何となーく言ってるだけで、蓋を開けてみれば中身

          そのまんま