南ユダ王国の滅亡 (1/9)
あらすじ
1995年1月17日。高校一年生のミカエルは、捨て子だったため、九歳のとき、病院を経営する弓月家の養女になる。幼い頃よりオタク気質であったため、養父母に馴染めなかった。ミカエルには盗癖があり、同じクラスの美少女、秦野アリスのもち古代の石を盗む。怠惰なこともあり、養父母に叱責されたミカエルは家出を試みるが、養父の父親が戦時中にユダヤ人のラビから譲り受けたという螺子のない時計をもらう。
1つの石が人手によらずに切り出されて、黄金の像の鉄と粘土との足を撃ち、これを砕