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誰も教えてくれない私だけの集客法
少し前にXでのポストがプチバズりました。
チラシやポスティングよりも地域の祭りに行ったり授業参観に行ったりスポーツイベントに顔を出したりする方が、集客効果が高いように感じる今年度。 https://t.co/Ajq5gEeGw4
— ワン学習塾&ガッツRC いぬどう (@GuuOne) September 12, 2024
ビジネス系インフルエンサーの方を引用したので拡散されたのでしょうが、思いのほか共感のコメントが多く寄せられたのが印象的でした。
ちょうど先週から今週にかけて地域のイベントに顔を出す機会が多くありました。先週は長男の中学の体育大会、日曜日は市の町内で競う市民体育祭、月曜日は雨で途中打ち切りになった体育大会の続きでした。まあ一言で言えば運動会に3回足を運んだ形です。
私の街は小さな市なので中学校が二つしかありません。長男は保育園卒園時に市域の中では離れた小学校に進学しました。したがって小学校の入学時は初めて会う友達ばかり、そして私たち夫婦は知らない父兄ばかりの中で通いました。以来6年余り、子ども会、町内会、通学団、スポーツ少年団、その他習い事などでたくさんの保護者や同級生の方と顔なじみになりました。中学に入学後は久しぶりに保育園の時のパパママとの再会がありました。一緒に卒園した同級生の4割が同じ中学になりました。そしてこの体育大会で一軒のご家庭を除いた全員と再会、挨拶しました。
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その他にも体育大会や市民体育祭で会った旧知の方は以下の通りです。
・塾生の父兄…15人ほど
・塾に在籍する生徒…10人ほど
・卒塾生…2人
・小中学校の同級生…3人
・高校の同級生や後輩…4人
・若い頃のアルバイト先の友人…4人
・長男の保育園の担任…2人(子が同じ中学に通っている)
・アルバイトや社員時代に教えていた生徒…3人(1人は教員)
・親友の元彼女…1人(さすがにお互い驚いて会釈のみw)
・夏祭りの盆踊りで意気投合した若者…1人
ここに子ども会や町内会で一緒に役をやった方であるとか、単に子ども同士仲の良い親御さんとか、教育イベントで話したことがある市会議員さんとか、まあとにかく知っている人に次から次に会う訳です。
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そうなるとやはり私の塾のことや進路の相談や勉強の話も出てきます。そして2,3割は深い話になります。この3日間の結果から書くと1人が入塾、1人が面談決定、2人が資料請求と4人の方が直接アクションしてくれる形になりました。
これは誰でも真似ができる方法ではありません。職住近接でなければなりませんし、たまたま子が同じ世代にいることを生かした手法になります。ただチラシやポスティングより圧倒的に効率が良いです。
ネットで共感を集める意見に次のようなものがあります。
”小中学生の時の友人なぞ大人になると会わなくなるよ。またママ友パパ友もたまたま子が同級生なだけで仲良くなる義理なんか無い。そんな人間関係に拘るな!”
まあ、そんな生き方もあるのでしょう。しかし郊外の共同体の中で生きていく食べていくにはその考え方は捨てるべきだと感じています。実際私の塾には小中学校の同級生の子や高校の同級生の子、高校の同級生の姪や高校の後輩の甥っ子も通っています。
そういえば冒頭のXのポストにはこんなコメントがたくさん寄せられました。
「政治家の戦略ですね」
「小泉進次郎が強い理由と同じ」
「野田佳彦がとことんイベントに足を運ぶ人なんだよな」
確かに私、今年になって市長と10回くらい同じ場で立ち会っています。体育大会も目の前を歩いてやってきてその後帰っていきました。
最近、政治家とBtoCの事業の経営者ってSNSを参考にしない方がいいと強く感じます。むしろ逆張りした方が良いとさえ感じます。またこれについては稿を改めて書くかもしれません。
最後に、こういうイベントに義務感で足を運ぶのならやめた方がいいと思います。一生懸命に応援する。出られる種目があるなら出場してくる。何か好感度が高い爪痕を残してくる。等は大切でしょうね。市民体育祭では障害物競走で中学生と爆走してゴール後握手してきましたし、体育大会2日目は生徒の名前を載せた推しうちわ(これはこれで希望者の生徒と作成)で声援を送りました。こんな感じでプライベートと仕事を融合させるのが経営者としての生き方の醍醐味でしょうね。
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