私なりに書き方の進め16:Master of the world
少女漫画の形式をお借りして小説を書き始め、最初はとにかくルンルンしていたのですが、そのうちなんだかなと思うようになった。
なんというか、書いているときは必死で、そして、書き上げたばかりの時は恍惚として、それで満足しているのですが、そのテンションが徐々に下がってきた頃に自分の作品を読み直すと、なんというか、悪人が出てこない小説だなと思う。優しい、心の綺麗な人が多い小説だなと思う。
そこで、フィクションというものについて、結構深く考えました。小説家というのはいわば、マスター