【前編】これまでにやってみた英語学習法を挙げてみる
今回は、前編と後編の2回に分けて、私がこれまでに取り組んできた英語学習法を列挙していきたいと思います!なお、私は英語学習歴13年、長期海外留学経験なしのいわゆる「純ジャパ」になります。英語の勉強法に悩まれている方へのヒント、あるいはこれから英語の勉強を始める方の後押しになりましたら嬉しいです。
【前編】これまでにやってみた英語学習法
①ラジオ英会話
言わずと知れたNHKのラジオ英会話。初心者向けから上級者向けまで、豊富なラインナップがあります。初心者の方には『基礎英語』シリーズ、上級者の方には『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』、『ラジオビジネス英語』がおすすめです。
私は学生の頃、『基礎英語』のヒアリングが学校の宿題として出ていたので、テキストを買って聞いていました。ですが、1回聞き逃すとストーリー展開が分からなくなるため、次第にチラホラと聞き逃すように…(笑)ラジオ英会話は、毎日コツコツ続けるのが得意な方には、ぴったりの学習法かと思います。
ちなみに私のお気に入りは、『リトル・チャロ』。心温まるストーリーとチャロの可愛さに癒され、英語の勉強も捗るのではないでしょうか。
②短期留学
現地で英語を話す人達と交流し、文化についても学べる短期留学。例え期間は短くとも、かけがえのない経験ができるかと思います。短期留学の場合、目的は英語力の底上げというより、英語学習に対するモチベーションを上げることになると思います。現地でネットワークを作りたい方、現地の文化に触れたいという方におすすめです。ある程度お金もかかりますので、お財布と相談しながら、語学学校やプログラムを探してみるのが良いかと思います。
③洋楽
私は小さい頃、ディズニー・チャンネルが大好きで、「フィニアスとファーブ」というアニメを何回も見ていました。内容は、海外版のドラえもんといった感じです。
ミュージカル風の作品で、1つのエピソードに大体1つ以上は挿入歌があります。どハマりしていた頃、ノートを作り、英語の歌詞を左のページに書き出し、辞書で調べたり日本語版を見たりしながら、和訳を右のページに書き出すということをしていました。この頃(中学生)は英語を話すということはできませんでしたが、これで相当なリスニング力がついたように思います。我ながら自分のオタク気質に驚きます…(笑)
最近は、Spotifyで流行りの洋楽をおさえる、カラオケで洋楽を歌う、歌詞で分からない単語があれば調べる、といったことを心がけています。
④洋画・ドラマ
洋画・ドラマは好きなコンテンツを見つけ、気に入ったものを何度も繰り返し見るようにしていました。1つの作品につき、字幕表示を変えながら最低3回は見るようにしていました。
英語音声・日本語字幕 → 英語音声・英語字幕 → 英語音声・字幕なし
この順序で見ていましたが、最後の「英語音声・字幕なし」のフェーズに入る頃には、頭の中に映画の内容がある程度入っており、次に登場人物が何を言うのか大体予想がつく状態になります(ちょっと怖い)。
①文法を意識しすぎず、楽しみながら英語を覚えられる点
②場面とフレーズをセットで覚えられるので、日常のどのような場面でそのフレーズを使うのかが分かる点
でとてもおすすめです!
お気に入りの洋画・ドラマはここには書ききれませんので、またの機会にまとめようと思います(笑)
⑤英字新聞
資格試験の前には、ジャパンタイムズやBBCなどを活用して、リーディングの量を増やすようにしていました。ジャパンタイムズは日本の身近なニュースを英語で取り上げているので、初心者の方にもおすすめです。BBCは内容は難しいものの、世界中のニュースをおさえられる点、イギリス英語に触れられるという点で素晴らしいコンテンツだと思います。私はまだ英語が全く読めなかった頃、ジャパンタイムズの記事を1週間に1つ選び、辞書で調べながら1文ずつ和訳を書き出すということをしていました。ある程度読めるようになってきたら、時間短縮のために、ざっと読んで分からない単語のみ調べてノートにまとめるようにしていました。
学習目的にあったコンテンツ選びを
「英語を学習するといっても、何から手をつけたらいいんだろう?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もその1人でした。
色んな勉強法を試してみたものの、どれも中途半端になったり、三日坊主になってしまったり…。私はそんなときこそ、「何のために勉強するのか?」という原点に立ち返ることで、今の自分に必要な勉強法にフォーカスするよう心がけていました。
・外国の友達とカジュアルに会話を楽しみたい→洋画・ドラマを通じてフレーズを覚える
・資格試験でライティングを得点源にするため、アカデミックな表現を学びたい→英字新聞を読み、専門用語を覚える
もちろん、様々なコンテンツに触れてインプットを増やすのはとても大切なことです。ですが、手を広げすぎて継続できず、効果が実感できなくなってしまうと、モチベーションの低下につながってしまうこともあるのではないでしょうか。そんなときこそ、ぜひ英語を学ぶ目的を思い出して、自分に合ったコンテンツを選んで頂けたら嬉しいです(^^)