秋ものんびりヨガと暮らす
私は普段ヨガを教えています。そして、ヨガの生徒さんと一緒にいる時間がとても好きです。
共に流れるように動き、楽しみ、時を重ねると、深いところでつながりを感じます。
動きを誘導するためにインストラクションの言葉がけをしますが、段々その言葉すらいらないのかも、なんて思ったりもします。
ケガのないよう動いてもらえれば、そして、この空間で自分の体と会話するように動いてもらえれば、それで十分なのです。
レッスンが終わって体がホカホカ温まると、心もフワリと軽くなるようで、生徒さんのお顔も自然とほころんでいます。
少女のようにはにかみながら、ご自分のことを話してくださると私も嬉しいです。
ヨガは心の窓をそっと開く、そんなお手伝いもしてくれるのかもしれません。
でもムリに開かなくてもいいんです。
ただゆっくり呼吸するだけで、同じ空間で動くそのエネルギーを受け取り合うだけで、私たちは十分会話できていると、そう思います。
自分の体を慈しむようにヨガで丁寧に動き、秋の夜長をのんびりと過ごしましょう。