動から生まれる静けさ
本日は三連休の最終日。
いつも立ち寄る商業施設のフリースペースは、出店が立ち並び、大勢のお客様でにぎわっています。小物、雑貨、アクセサリーなどを販売する催しのようでした。
こうしたクリエイターさんて世の中にたくさんいらっしゃるんだな、と改めて思いました。好きなモノに囲まれて、それをまた「好き」と言ってくれるファンのお客様がいたら、楽しさが循環していきますね。
私も手作りやDIYが好きで、たまに工作しています。小学生の図工くらい優しいレベルですが(笑)
手を使うと、よそ見しない(できない)ので、自然と集中して作業が進みます。時間を忘れるくらい夢中になることもしばしばです。肩が凝ったら休み、一服して、またせっせと手を動かす。この繰り返しが何とも心を落ち着かせます。
不器用で上手くいかず、やり直すこともしょっちゅうありますが、それでもせっせと手を動かして作業できるのは、集中している間の静けさが好きなんだと思います。
以前どこかの記事で紹介されていましたが、東京・池袋の豊島岡女子学園では、毎朝生徒さんが「運針」(うんしん)と呼ばれる針仕事から一日がスタートするそうです。
ここにもやはり、心を落ち着かせる作用を取り入れ、授業に集中しやすい環境を作る工夫がなされているなと感じました。
一日の中でほんの数分でも、集中して静かに時を過ごす時間が持てると、頭の中がスッキリしてリフレッシュできそうですよね。
散歩、掃除、軽い運動でも、少し体を動かしてあげることが集中のポイントでしょうか。
瞑想や座禅は座って静かにしていることが多い印象ですが、じっとしている時の方が逆に色々考えてしまう、という方も少なくありません。
お庭の草むしりでも、床を拭くでも、動きを伴うことで集中しやすい土台ができるのでは?と考えます。ヨガもまさに動きながら集中していく代表選手ですね!(オススメです笑)
色々と試しながら、自分の取り組みやすい形で、短い時間の集中力を養ってみてはいかがでしょうか。ゴチャつく思考が収まって呼吸が安定したり、他の作業やお仕事への向き合い方にも変化が表れるかもしれません。