【詩】パズルのピース
探してたんだよ
このピース
ほら
ここに
きれいにおさまって
もともとそこにあったように
しゃらっとした顔で
おさまった
ひたすら探すわたしを
憐れんだのか
必死に探し求めるわたしを
からかってみたのか
あきらめかけていたわたしを
もてあそぼうとするのか
きっと
何の気なしに
差し出されたピースを
唯一のものと勘違いしたのは
わたし
ようやく掴んだと思ったものは
手放し難く
再び空白を見出すのは
耐えられず
そんな勘違いのピースを
はめ込んだ
わたしのパズルに
正解はない、としても
確かに
このパズルは
わたしの生の
ひとつの完成形なのだ
わたしの記事を読んでいる人は、このピースをソーマさんのことと思う人がいるかもしれないので(「しゃらっとした顔」とか)、それは違います!と一言、言っておきたい。「勘違いのピース」だなんてひどいこと言ってませんよっ😎
ソーマさんという“ピース”については、手放せなくなっているのは確かなので、それは、今、執筆中の「わたしが女風で求める快楽(3) 〈沼編〉」で。(ほぼ、出来上がりかけていた記事を昨晩、全消ししてしまいました。呆然…。なので、再執筆中)