しおん

ある朝、「今、更年期の長いトンネルを抜けた!」と目覚め、自身の新たなステージの性と向き合い、感じ、考え、あがき、そして気付いたこと、ぼちぼち綴ります。時々、家族のことも。女風ユーザーです。 降りてきたことばをもとに詩にしたり、他の人の表現からイメージしたことなども詩にしています。

しおん

ある朝、「今、更年期の長いトンネルを抜けた!」と目覚め、自身の新たなステージの性と向き合い、感じ、考え、あがき、そして気付いたこと、ぼちぼち綴ります。時々、家族のことも。女風ユーザーです。 降りてきたことばをもとに詩にしたり、他の人の表現からイメージしたことなども詩にしています。

マガジン

  • 雑記 性と生

    おもに性的存在としての自分について考えを深めるために、書き散らしています。

  • 自作の詩や詩にかかわる文章を掲載します。 自身が気付いたこと、他の人の表現からインスピレーションを得たもの、など、つぶやきを詩のような形にしました。

  • 返詩、または、連なる詩

    先に誰かの詩や表現があって浮かんできたことばをつぶやきのような詩にしたものです。 おもに、今は、noteクリエーターのCir さんの詩から浮かんだイメージをもとにしたものが多いです。 元のテーマと関係なく、一部の表現に惹かれ、勝手にイメージを膨らませたものは、本文に元の表現の紹介をしていないため、コメントで紹介しています。 独立できたと思えた詩は、マガジン「詩」にも掲載しています。

最近の記事

  • 固定された記事

【ひとり語り】詩とわたし

わたしに なぜ 詩が降りてきたのだろう わたしは 誰に向けて 詩を届けようとしているのだろう noteを始めた動機とは 別の何かが 蠢くように この2ヶ月半 ノートの海に 撒き続けた、わたしの詩 きっと、詩とは言えない つぶやきを 書き留めたものたち 降りてきたり 触発されたり 突き動かされたり 心に響いて イメージが湧き出て 物語が生まれて オンナになり オトコになり 少女や少年になり ひとではないものにも なり 内から 外から 近く 遠く 表に 裏に

    • 【雑記】想いと幻 − 女風とわたし(1) −

      ここで公表するのは、3回目のソーマさん(リピしている女風セラピストさん)との時間から少し前までのわたし。 女風ユーザー友たちの記事へのコメントや、ソーマさんへの想いを書いた日記(noteの下書き(笑))から、ヘタレなわたしの記録として。 12月末(あっ、来年になっちゃうかも…)にソーマさんに会えたら、わたし、何、書いてんだろって笑いながら読めたらいいな。このときのわたしを抱きしめられたらいいな。 14,000字。女風セラピストさんへの想いに絡め取られていく一女性の心の動きに

      • 【詩】わたしに今一番要らないもの

        いろいろ手放したんだ 欲しかったもの 望んでいたもの 願っていたもの 探していたもの 羨んでいたもの 憧れていたもの 求めていたもの 追いかけていたもの 手に入れたかったもの そしたらね わたしに今一番要らないものが 残ったんだ あなたを好き、という想い

        • 【雑記】わたしが女風で求める快楽(4) 〈闇編〉

          はじめに ◇◇◇「わたしが女風で求める快楽」共通のはじめにです。◇◇◇ わたしが女風(女性用風俗)という場、セラピストさんとともにいる時間と空間という“場”で求めている快楽って何だろう。 快楽は、きっと、そのときどき、会う人、会っている環境、わたしの身体や心の状態、初めての人なのか、何回も会ってきた人なのか、いろんなことが絡まり合って、わたしの快楽がある、というあたり前のことにようやく気付いた。 だから、ひとつひとつが、その場とその人との関係性とで違ってくる。 求め

        • 固定された記事

        【ひとり語り】詩とわたし

        マガジン

        • 雑記 性と生
          18本
        • 129本
        • 返詩、または、連なる詩
          17本

        記事

          【雑記】現実と虚構(3)−女風ユーザーの想い−

          昨日の「【雑記】現実と虚構(1)−女風ユーザーとセラピストの視点から−」と今日の「【雑記】現実と虚構(2)−虚構の中の“本当”−」に、またまたの補足。 コメントをもらって、返信を書き込むうちに、言いたかったことはこれだったんだ!って思ったり、気付かなかった思いに突き動かされることがある。 今回、女風をめぐる現実と虚構をテーマにした記事コメントへのわたしからの返信を中心に、今のわたしの考えをまとめてみた。コメントをくれた方々、率直に言ってくれて、ありがとう。 どろどろとかき

          【雑記】現実と虚構(3)−女風ユーザーの想い−

          【雑記】現実と虚構(2)−「虚構」の中の“本当”−

          昨日、「【雑記】現実と虚構−女風ユーザーとセラピストの視点から」という記事を公表した。 そのコメント欄で、女風ユーザー友にコメントを返していて、その記事で書けていなかった大事なことに気付いた。 なので、コメントに書いたことを再掲。 虚構だからこそ、叶えられる夢がある。感じられる幸せもある。自分自身になることができる。自身の欲望を追求することができる。 虚構の世界でのできごとだからと言って、誰がそれらを偽りと言えるのだろう? あなたを感じているのは、偽りなく、現実のわたし

          【雑記】現実と虚構(2)−「虚構」の中の“本当”−

          【雑記】現実と虚構(1)−女風ユーザーとセラピストの視点から−

          ソーマさんは女風のセラピストさんで、わたしが初めてリピした人。 わたしはお客さん。 わたしとソーマさんとのこと、女風のこと、現実と虚構という観点から、一度、整理してみようと思う。虚構、フィクション、人によっては非日常という言葉がしっくりくることもあるかもしれない。 脈絡もなく書き綴った文章に、そのまま見出しを付けたので、見出しから内容がはみ出しているところもあるけれども、ご了承ください。 言葉 わたしとソーマさんの連絡手段はお店のメッセージ機能。わたしが、Xが苦手だから

          【雑記】現実と虚構(1)−女風ユーザーとセラピストの視点から−

          【詩】想いの音

          くすくす、くすくす わたしの想いが 揺れて揺れて 溢れて溢れて くすくす、くすくす 身を震わせ、零れ出る あなたの側に寄り添ったら きっと身体中がさざなむように 口ずさむ くすくす、くすくす 言葉の代わりに 密やかに空気を震わせ くすくす、くすくす 嗚咽も 沈みゆく時間も 密やかな息の音に換えて くすくす、くすくす そして あなたは、きょとんとして聞く 嬉しそうだね どうしたの?

          【詩】想いの音

          【詩】晩秋の一日

          §1 夜 君のもと 駆ける夢夜に こぼれ散る あふるる想い 星屑となり §2 朝 名残月 秋の一夜の 夢惜しむ §3 昼 花野風 舞う花びらに 道失せぬ 秋の詩を詠めるのは、今日まで。 駆け込みセーフでしょうか(笑)  明日11月7日は、立冬です。

          【詩】晩秋の一日

          【雑記】プラトニック・ラブ

          トップ画像は、フォロワーの *sora*にゃんの記事から。 藤袴の蜜を吸うアサギマダラ ここ最近の自分を振り返り、なに、このプラトニックな恋は!?と思ってしまった。 まるで、告白もできずに、遠くに行ってしまった人を想うような、この状況…。 笑えてしまう。 会えば、もちろんエッチなこともするし、全然プラトニックなんかじゃないけど。 でも、会って裸になったとしても、存在を感じるだけでいいとかになってしまったら、やっぱり、これってプラトニックじゃないの!?と思う。 それに、

          【雑記】プラトニック・ラブ

          【詩】嘘でもいい

          言葉をください 嘘でもいいから あなたの言葉は あなた自身だから それは、あなたの眼差し それは、あなたの吐息 それは、あなたの熱 それは、わたしに纏わる腕 言葉は 遠くのあなたを 手触りのある 確かな存在に変える 言葉をください 嘘でもいいから ぽつりと雫が零れたら その温もりを抱きたい 言葉をください 嘘でもいいから わたしの心に届いたら それが、わたしの真実になるから

          【詩】嘘でもいい

          【雑記】愚かな恋

          その場だけを楽しめたらいいと 刹那に身を任せられたらいいと 思っていた女風(女性用風俗) 未知のもの 甘美なもの 禁断のもの そんな体験に身を委ねたい。 自分自身を知りたい。 そんな願いをもって飛び込んだ女風。 やはり、上手にはのりこなせなかった。 再出発でもあった3度目の女風で出会ったセラピストのソーマさんに、想いを傾けてしまった。 傾ける?そんな言葉では言い表せない。 焦がれている。身も心も。 エッチで変態さんで嘘つきのソーマさん。 本人はおそらくなんの意識もせず

          【雑記】愚かな恋

          【詩】会いたいよ

          会いたいよ あなたの今の 言の葉に

          【詩】会いたいよ

          【詩】十三夜

          十三夜 君も眺むと 思い馳せ 今夜は、十三夜、後の名月です。

          【詩】十三夜

          【雑記】螺旋階段2周目

          仮の夜の はじめましてに 紅を引き 何度目かのはじめましてを 迎える気持ち いろいろと事情が重なり、2周目の螺旋階段に踏み出します。 年末にはソーマさんに会えるけど、はじめましての人が先になってしまいました。 今の気持ちは、一言では言い表せられない。 今日のこれからの時間を、自分にとって意味のあるものにするために、身体を整えて、訪問を待つ時間。 予約を取ってから、自分のことをたくさん伝えて、希望もイメージも伝えて、もう、あとは、委ねるだけ(事前のカウンセリング

          【雑記】螺旋階段2周目

          【詩】六編の秘めし恋

          人恋ふる 想ひに形 あらませば 闇に尾を引く 光の軌跡 人恋ひし 片道だけの 道しるべ ひとり携ふ 想い寄す処に 焦がれ恋ふ 我が身と心 形請ひ 与えられずば ただ崩れゆく 秘めて恋ふ この一瞬の 灯火と 忘るる勿れ 固き戒め 此の時と 場のみ現の 交わりも 触れなば刻む 刻めば消えず  人想ふ ゆめかうつつか あわいにて 我が身と心 うつつにありて フォロワーのネリケシさんが、偶然、今朝、 この詩の根底にあるものと通じる曲を紹介していました。言葉が沁みる…。この

          【詩】六編の秘めし恋