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言語感覚 〜 違う 違う そうじゃない


武田砂鉄の

「べつに怒ってない」を 読んでいる

『だからなに、と思われそうな文章ばかりが載っている』

〜 はじめに より



これから 書くことは
そんな だからなに なんだけど、どうも自分には 引っかかる


他の誰かにとっては 些末なものごとかも知れない
しかし、自分には 頻繁に


違う、違う そうじゃない


を、脳内で連呼してしまう いくつかの 事象についてのお話です





最初に断っておくけど
ほんと、読んでくださってる方には おそらく
どうでもいい話です、、、



先ず、
この時点で 既に 引っかかるのだが
自分には ピッタリくる己を指し示す 言葉がない

イヤ、正確には 無くもないのだが
使うことが阻まれるので 使わないようにはしている

わたし 私 僕 俺 ボク 吾輩 拙者 小生

うーん
どれも違う

そのため、あたしと書いたり、ボクと書いたり
その都度 統一感がない

本名に近い、純は
と、書くこともあるけど 正直 ちょっと違う

いちばん しっくりくるのは
純ちゃん なのだ



分かってる  分かってるから
困っているのだ

世間一般的には 更年期まっしぐら
万が一
AV女優でデビューすることが あれば
そのパッケージは もれなく 熟女コーナーに配置されるであろう

需要も伴えば、、、

熟女、というのも
これまた、己の自己認識からは
南極と火星くらいは 遠い

ワン ツー  スリー
ロケットは無事発射されました

南極から火星へと
4畳半のベッドから   壮大なる熟女へ向かって


ズドーン


無事 着地するはずがない、、、、、


違う 違う そうじゃない

AV女優の話をしたい訳じゃない


こんな風に 
自分のなかでは



それじゃない、という言葉への違和感ゆえに
どうも チクチクする肌着を着ているような
サイズの合わないブラジャーをつけているような
気持ち悪さを ある種の言葉に抱くのである


まあ、ブラジャーは ほとんど せんがな


違う 違う そうじゃない



ノーブラ最高 服からポチっと突起してる乳首って
エロくて最高


そんな話をしたい訳じゃないんだ
イヤ、マジで


そんな 言葉への違和感


これから、暑くなって 殆どの人が言いだす

「暑くて溶けそう」



それが どうしても 自分には 違う


そもそも 
とける、感覚というのは

愛しいひととの めくるめく官能的な時間において
使われる言葉であって

暑さに呼応するものでは ないんだ
溶ける、という漢字も なんか 違う


夏がくる度に、それを思うと
少し憂鬱な面持ちになる程だ



「暑くては 純ちゃんは 溶けません
気持ち良くて ふにゅーん となる 
ときは
とける  とろける  はう  ヤバい」


あくまで 誰にも遠慮せず 言葉を操れた場合の
使用例です


今回の主旨は
説明するでもなく


ある種の言葉への違和感です


キリッ



         Sunday  night   ペンネーム
             でも熟女だって好き

                が
                  お送りしました




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