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恋ごころが女の人生を変える


今回は

恋ごころが女の人生を変える
という

時実新子さんの本を紹介します



時実新子さんは 日本の随筆家 現代川柳の一時代を築いた人物として
知られています

最初に 時実新子さんの本を読んだのは
「有夫恋」というものでした

有夫恋、
夫がいる恋、すごいタイトルだと思って
思わず読んでみたくなったのです


誰かを好きになる気持ち

自分には どうしても
そういった気持ちを 不倫とか 純愛ではない
と決めつける風潮に 違和感を感じてしまうし

人を真剣に愛するとは どういう事なのか?

自らに問い続けて生きてきました


恋ごころが女の人生を変えるで
新子さんは こう書いています


「私は筋金入りのエゴイストだろう
それでいいと思っている
私は口当たりのいいことを言って 自分を押し殺しながら生きている人間は
信用しない


自分を押し殺せば 恨みつらみが残る
そういう人間にかぎって あるとき せきを切ったように
愚痴を吐き出してくる 不平不満の多い つまらない人生である

それに 人を愛することは 自分を愛することである

二度と手に入れることのできない価値のある男ならば
家庭が崩壊したっていい」



このような新子さんの言葉から、感じ取れるもの

それは『覚悟』である


私は覚悟を持った人間が好きだ



人生観、恋愛観は 人さまざま
不倫に嫌悪感を持つ人も沢山いるだろうし
そういう人たちに、自分の考え方を押しつける気もまったく無い


もし、パートナーがいるのに
他の誰かを好きになってしまったら


それは悪ではなく 自分の心に他の誰かが入り込むスペースがあったのだと
いうこと


だが、その想いについては
とことん真剣に向き合う

そして、もし
その時のパートナーと別れる決心をしてでも
好きになってしまった相手と共に生きていくと決めたなら
どんな結末を迎えようと
すべては己の意思の結果として受けとめる覚悟を携える


仮に 新しいパートナーと上手くいかず
独り身になろうと それも覚悟のうちだ


身も心もズタボロになり路頭で野垂れ死ぬ
そうなったとしても
誰に対しても 恨みつらみは言わない


それ程に 誰かを愛せた人生ならば
むしろ バンザイだ、
と思っている


ところで、
最近、そんな 自分の背中を押してくれるような
言葉に出会った



誰かを愛することは
あやまち、等では 決してない







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