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今、頭がごちゃごちゃ。

幸せな里帰りから一転。
山奥の不便なところに住む、母の家探しを始めた。
とにかく母はだいたいの用事が
三宮周辺に集中しているのにも関わらず
山奥に居る。

わたしが生まれてから住んでいるので
かれこれ45年。
年季の入った市営の団地はこのたび取り壊しが決定。
工事中の住まいを確保してもらえることもなく
建て直したあと、戻れるのかもわからない。
母自身、好きでそこにいる訳では無い。
とにかく家賃が安いのだ。
子供も巣立ち、父と離婚し体調のこともあり無職。
貯金を取り崩しながら
年金で暮らす母にとって家賃が安いは命綱。
辺鄙な場所に1人で住まわせていることは
ずっと気になっていたが今回の里帰りで母が言った。
「うっかり長生きしたら、って考えると
これ以上家賃が高いところには行かれへん。」

うっかり長生きって…
長生きすることが良くないことみたいに…
これはアカン。
だって長生きして欲しい。
もう母を山奥から救出しなくては。
今まで我慢してきた分
少しでも楽に暮らせるようにしなくては。

ということで、ただいま絶賛家探し中。
母には今と同じ家賃分は払ってもらって
足りない部分は毎月わたしが払えば良い。
契約者も初期費用ももちろんわたし。
あぁ…仕事しててよかった。
夫がわたしの気持ちを尊重してくれる人で
よかった。

1個言いたいのは、サイトとかアプリで
いい物件あって問い合わせボタンを
ポチって押した瞬間
バァーーーーーーッて
無数の不動産会社から連絡くるのなんなん。
やーめーてー、混乱するわ!

そんな頭が混乱しているわたしに
またまたヘビーなお知らせが。
広島に住む父から
「もう薬じゃ抑えられなくて
放射線治療に切り替わったよー。」と。

父は前立腺癌、糖尿病、そのうえ
去年脳卒中で倒れている。
幸い、麻痺もなく
バイトもしながら週3回ほどラウンドゴルフを
楽しんでいる。
でももう体重も44キロになってしまったらしい。
あぁ…お父さん…

お父さんのところにも行かねば。
あぁ…何からすれば??
仕事もあるし…
あぁ。混乱する。

落ち着けー。おちつけ、わたし。
何事もシンプルに考えるのだ。
ごちゃごちゃさせているのは自分自身だ。
シンプルに…シンプル…

すべてはうまくいっている
大丈夫。大丈夫。
今日はいつもより強く思おう。


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