およそ40年振りに寝転がって怒った話。
昨日娘と美味しい小籠包を求めて
名古屋へ行った。
帰りはタカシマヤでお買い物。
仕事で一緒に来れなかった夫へ
大好きなパオパオの焼売と
夜ご飯用のお高いお弁当、フルーツケーキも買った。
しかもお弁当は3種類、味が違うものを用意した。
そして夜。
待ちに待ったお弁当タイム。
夫は私たちが食べている最中に帰宅。
そこでわたしは思う。
「夫も違う味の方をちょっと食べたいかな?」。
なのでわたしはノロノロと食べながら
夫が食卓につくのを待った。
完食してしまわないように。
わたしが待っている理由も伝えたと思う。
やっと夫が食卓につき、食事を始めた。
同じタイミングでわたしはちょっとキッチンへ。
ほんのちょっとの時間だった。
ふとそっちを見ると
弁当をかっこんでる夫が見える。
私のお弁当をかっこんでいる。
ちょっとずつ交換だと思っていたのに
勝手に全て平らげた。
私はすんげームカついて思わず寝転がって
「なんで全部たべちゃうんだよ!!」
「なんで?」
「なんで?」
とバタバタして叫んだ。ひとしきり終わると
次はダンゴムシのように
夫に背中をむけて黙って丸まった。
大人って拗ねるとこうなっちゃうのか。
とっさの自分の行動に驚いたが
驚いたのは夫も同じ。
「!!ごめんごめん!ごめんね???
ほら、俺のやつ少しあげるから!!」
と私の背中をさすった。
いつまでも怒ってても仕方ないので
すぐに機嫌を直した私は偉かったと思う。
なのに夫はポソッと言った。
「だってちょっとしか残ってなかったから
全部食べていいと思った。」と。
ちげーよ。
オメーが食卓にくるのが遅ぇーんだよ。