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3月の初週に急に「開会の挨拶」をやってくれと頼まれた。

事務所開き数日前、ギリギリで事務所設置が終わる。

準備する間もなく事務所開き当日!
後輩を手伝いに引き連れ、準備を開始。
意外にも高校を卒業したばかりの後輩は指示通りシャカシャカ動き、スピーカー、マイクの接続と配置がスムーズに終わる。応援してくれる市議さん達も駆けつけてくれる。
某父の計らいで某政治家達からの
為書き(必勝〜さん宛みたいなもの)を順番に貼っていく。そして、ワラワラと人が集まり出す。

いよいよだ。
司会は駆けつけてくれた方の友人の女性。
当然、挨拶から始まる。本人と唯一違うのは僕は書いた書面を見て喋っても構わないと言う点だ。
「おはようございます。〜〜……」
無事終了。

続いて、よその市議さんお二人。
自分が挨拶を話して、多少声の大きさや間等を意識して話していたつもりだったが、やはり喋りを本業にしている人達は違う。と感じずにはいられない。

考えていた事をきっちり仕上げてハキハキと喋る。
人前で!

思っている以上に難しい事を簡単にやっている様に見せるのはやはり、経験者は違うなと肌で感じた。
そして、いよいよ、本人、某氏登場!!

「おはようございますっっ!!」

最初こそ威勢が良かったもののやはり経験の差か。
考えてた事が真っ白になったそうでずいぶん浮き足だった話し方になってしまった。その上手の動きもおぼついてない。よく言えば初々しいとも取れるが、周りにはどう映ったのだろう。

終わってみた本人の話では「緊張はしてなかったけどな。」との事。

大体頭の中真っ白になるのは緊張してる人の出来事なんだけどなぁ…
なんとか盛況のうちに終わり、いよいよ本格始動である。

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