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【妻子マンション持ち教員 10年目決断#1】在外教育施設派遣を経験した先生

こんにちは。

私は、在外教育施設派遣の一員としてアジア地域に派遣された経験のある小学校教員です。


◯同じように派遣されている方
◯これから目指そうと思われている方
◯行きたいけど周りに経験された先生がいない方

そんな方々の力に少しでもなれれば…そんな気持ちではじめました。

読んで頂いた誰が少しでも幸せになってもらえたら嬉しいです。


在外教育施設派遣を目指す先生へ

①周りの人からしたら「迷惑」である


一番感じたことは自分が在外教育施設に行くということは、

現任校で自分が抜ける(厳密には 出張扱い になります)ことにより、

◯新しい教員の確保など管理職の先生
◯校内人事の再編成など学年、他学年の先生
◯所属し、お世話になっていた研究会の先生

など自分と関わるたくさんの先生方に多大なるご迷惑をかけるいうことです。

(一番がそれか…と感じる方もいると思いますが、私自身、このこと抜きに考えることはできないと感じています。)

例えば、
私が抜けている間、今の学校は新しい教員を補填しなければいけません。教員不足している今、その確保は容易ではありません。
職員室では副校長先生がよく様々な人へお電話していました。そんな姿を片耳で聞きながら、申し訳なく感じていました。

また、学年の先生方も同じです。
私の学校では2年間組む計画で学年が決まっていました。
しかし私が抜けると決まり、自分の学年だけでなく、他学年を巻き込んで編成がありました。


自分が校内への貢献ができていたかは定かではありませんが、(一生懸命働いていたつもりではありますが、)
自分が抜けることで校内に大きな影響を与え、私の知らない場面でも誰かに迷惑をかけていたことは間違いありません


それでも、
私の進路について快く応援してくださった方々のお陰で、
有り難くも日本人学校で働く経験をさせていただきました。
日本人学校は様々な環境が大きく違い、経験する中でいろいろな葛藤や思いもありますが、

いつも「自分のために応援してくれた人がいること」を思い出して、頑張ろうと決意を改めています。

②派遣についての情報が少ない

私は教員になってから、在外教育施設を経験された先生に出会うまで、そのような派遣があることについて全く知りませんでした。

また、様々な先生方のサポートのお陰で一度の受験で運良く合格できましたが、
高い合格倍率の壁があったり、
知らなかったから選択のタイミングを逃したり、

行きたくても合格できない
受験できないという方も多い

のが現実ではないかと思います。

試験の対策として
具体的には…
◯受験シートの書き方
◯自治体→都道府県→文部科学省の試験のサポート

などは周りで経験された様々な先生方から指導助言を頂き、
自分でもいろいろなサイトや本を読み漁って取り組みました。

受験をしてみて、私は周りに在外教育施設派遣を経験された方が多くとても恵まれていた環境だったと感じました。

一方で、インターネットの情報は、

試験等の情報の少ないこと
 
(古い情報や、考え方に偏りもあることも)
派遣前後のイメージが湧かず不安が大きいこと      
 
(派遣のメリットやデメリット)

が多いかと感じました。
周りの先生から頂いたアドバイスや、実際に派遣を経験できたからこそ感じる私の考えなどをこの機会を通してお伝えできればと思います。

どうして私が在外教育施設派遣を目指したか


私が目指した理由はたくさんありますが、
一番大きい志望動機は

「周りの尊敬する先生は、在外教育施設派遣を経験されている方が多かった」

ということです。

◯初任校でお世話になった先輩
◯異動先の管理職や職場の先生
◯研究会でお世話になった先生

「この先生、すてきだなあー」
「こんな先生になりたいなあー」

と思う先生は、
なぜか在外教育施設派遣を経験されていることが多かったです。

そして経験されていた先生方は皆、口を揃えて

「本当に行ってよかった!」
「夢のような時間だった!」
「絶対行ったほうがいいよ!」

と伝えてくださっていました。

自分もいつか行きたいなあ…と心の中で、思って過ごしていましたが、
妻と幼い子供がおり、
日本が大好き(新婚旅行も日本がよいと思ってたした。)で、
新築マンションも購入した私にとって、

家族みんなで海外赴任!

はハードルがとても高いように感じていました。


そんな自分がどうしてチャンスをもらえたかは次回お話できたらと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました(^^)


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