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ものごとの本質はどこにあるのか?という話
わたくし、先日ちょっとした事故に遭いまして。
幸いに大きな怪我はありませんでした。
聞くところによると、病院やら警察やらとめんどうだし、このまま無かったことにしちゃおうかなーどうしようかなー、と思ってたわけです。
捻ってるから多少の痛みはあったんですが、
何しろ勤務先が整骨院ですからね。
治療は勝手にいくらでもできます(笑)。
ですが、
「あとで(痛みが)出てくることがあるから、ちゃんと病院に行っておけ」
と満場一致で言われたので、しぶしぶ病院に。
病院に行くとなると、人身事故扱いになって、警察にも行く必要があるんですよ。
このような手続きがめんどうだと思ったんですが、仕方がないですね。
そんな経緯で、警察で調書を取る羽目になりました。
警察官の担当さんから聞かれる内容に答えていく流れで、当時のことを説明していきます。
警官さん「(調書を読み上げて)これで間違いはないですか?」
わたし「はい、間違いないです」
でも一点、少々気になったことがあったので聞いてみました。
わたし「原因なんですけど。相手の方がウィンカーを出していなかったから、じゃないんですか?」
警官さん「原因は、相手の前方不注意になりますね」
えー?
ウィンカーを出してなかったのが問題じゃないの?
と思ったのですが、「ウィンカーを出してようと出してなかろうと、前方不注意だから事故が起きた」になるらしいんです。
原因の本質はそこかぁ、と納得。
あくまでも、相手の前方不注意が本筋であって。
ウィンカーだのブレーキだのは枝葉末節、関係ないとまでは言わないけれども些末事、になるわけですね。
はー、なるほどねぇ。
その文脈でいうと、わたしはいつも本筋からズレてることが多々あるような気がしてきました。
ていうか、思い出したくないけど、かなりあるはず。
……この記事だってそうですよね。
本当に伝えたい点はどこなんだ、と。
まぁいっか、と書いちゃいましたが(笑)。
要点、論点、ものごとの本質。
その辺を捉えるトレーニング的なこともしてみたいな、と思った警察での一コマでした。