ずっとしゃべり続けても、いいことはない👄
スマホで自分の授業、特に自分自身を撮影してみましょう・・・とお勧めしました
教員に一番多いのが「ずーーーーっと 話 続けている」状態です
例えば、「はい、考えましょう」といった矢先に、「特に・・・・・」と、すぐ様話す姿です
1 ずー----っと 話続けているのは、「先生自身が不安だから」です
授業が始まって延々と説明する先生も少なくありません
ろくに準備もしておらずに、授業に臨んでしまったために、何が何だかわからない場合は、論外です
ところが、授業研究会のように、事前に検討会をしていたにもかかわらず、そうなってしますのです
この現象の原因の一つは、想定が浅かったということです
「児童の発言や反応の予想」が甘かったということです
2 本時のめあて→具体的な行動目標を設定しておきましょう
先生がなさる発問・指示に対して、
① どんな反応が予想されるか
② そこから、どんな反応を取り上げていくか
十分吟味しておきましょう
①では、6種類の反応が出ると想定しましょう
そこから「○○」と「◎◎」の二つの反応だけは取り上げて、学習を進めていく・・・と、想定しておくのが②
つまり、この2つが、本時の学習活動の肝となります
本時のめあてと達成するためには、子どもの姿を具体的に想定しておきましょう
3 不安を減らすには、主発問と補助発問、主な支持と補助的な支持を吟味しましょう
そこに迫るには、先生がなんと発問するかで、子どもの反応は全く変わります
① 例えば、補助発問→主発問の場合
これな、徐々に迫っていく方法です
スタンダードな思考手順です
補助発問「この時、大造じいさんは、何をしましたか」
児童「大造じいさんは、広いぬま地の向こうをじっと見つめたまま、
『ううん。』
と、うなってしまいました。」
補助発問「見つめたままの状態なんだね、うなったのだねえ」
主発問「心の中の言葉を 大造じいさんになっていってごらん」
② この反対もあります
上記の文章を読んだ後、ダイレクトに聞く方法です
これは、読みが深い児童の実態なら、チャレンジしてみるのも面白い実践となります
主発問「この時の大造じいさんは、心の中でどんなことを言っているだろ
う。『ううん。』に、続けて、語ってみよう」
③ ①よりも読み取りが浅い児童実態の場合は、言葉一つ一つを確かめながら、心情に迫る思考手順もあります
補助発問「じっと見つめたまま、とあるね。広いぬま地の向こうを見つめているんだね。広い無街の向こうには何がいるんでしたか」
補助発問「『ううん』と、うなってみよう」・・・等々 動作化して、心情に迫る場合もあります
4 不安を減らすには、全体に対して一斉にいうのか、個別に対応する補助的は支援課を吟味しましょう
特別支援学級のグループ活動の説明を 13-15分間もする先生がお二人いらっしゃいます
いつ見ても、授業の三分の一が説明の時間です😢
特別支援学級に通級する子たちは、課題が提示されると、即、取り組みたい!やる気満々(^_-)-☆なのです
ところが、ルール説明だの、手順説明だの延々とされては、意欲が減退してしまいます
しまいには、説明を聞き飽きて、やる気もなくなっています😢
こんな事例は、通常学級でもよく見られます
導入時間は5分を超えるのは避けたいものです
ならば、どうするか?
主な指示は、1ー2つだけは全体に一斉に伝える
あとは机間巡視をしながら、ひとりひとりに対応していくことです
つまり個別の対応です
これで、児童は自分の施行や活動に集中できます
話し続ける先生から、一刻も早い脱出をしましょう💚
これらを心がけて、5日間、まずはやり抜きましょう💚