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<実機レビューその2 音質評価>フラッグシップ「WM1M2シリーズ」の技術を継承し、バッテリー性能向上、SoC(CPU)刷新の、ストリーミングウォークマン「NW-ZX707」


ウォークマン「NW-ZX707」ソニーストア価格104,500円(税込)1月27日(金)発売

待望の新ウォークマン「NW-ZX707」、実機レビューその2いきますっ!
じっくりと聴き込んだ、店長野田主観の、音質チェック!

一応、その音質を支える、うんちくまとめから。

高音質技術まとめ

フラッグシップWM1M2シリーズの技術を盛り盛りで投入!!

  • アルミ切削筐体(ブロックから削り出し)+内部に無酸素銅切削ブロック+一体型アルミのリアパネル
    →高剛性と低インピーダンスを実現し、伸びのある透明感とクリアで力強い低域

  • 無酸素銅切削ブロック
    デジタルグラウンドの強化により、静寂から立ち上がるクリアな音質を実現。

  • オーディオブロック電源に、FTCAP3(WM1M2にも採用)
    音の透明感と表現力が向上、さらに音場が広く。

  • 大元電源に大容量低ESR固体高分子コンデンサー採用
    クリアで力強い低音域を表現

  • 手付はんだ部、リフローはんだ部に、金入り高音質ハンダ
    微細音の再現力が増し、広がりや定位感の向上

  • バランス出力のLCフィルターに、大型コイル(WM1M2と同じサイズ)
    →低歪みと低抵抗化を実現し、全周波数帯域に渡って音の解像度を向上

  • 基板レイアウトの最適化
    →ノイズを最低限にすることでSN感を向上

  • 低位相ノイズ水晶発振器を44.1kHz系と48kHz系の2個搭載
    →SN感があり情報量が多い音質

  • フルデジタルアンプ「S-master」
    →DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)、リニアPCM再生(最大384kHz/32bit)

  • S-master出力
    →アンバランス接続時は50mW+50mW(16Ω)、バランス接続時には230mW+230mW(16Ω)
    ※WM1M2シリーズは、アンバランス接続時は60mW+60mW(16Ω)、バランス接続時には250mW+250mW(16Ω)

  • 「DSDリマスタリングエンジン」ON/OFF可能
    →すべてのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換

  • AI技術による「DSEE Ultimate」
    →曲を自動で判別し、44.1kHz/16bitの音源を最大192kHz/32bit相当まで拡張

  • バイナルプロセッサー
    →アナログレコード特有の音響現象をDSP技術により再現

  • DCフェーズリニアライザー
    →デジタルアンプでありながらアナログアンプに近い、十分な低音感。6つのモード。

試聴

主に、、、先代NW-ZX500シリーズと比較しつつ。。。

Bruno Mars 24K Magic

ノリのいい派手めの音源。低域、高域、そして、ボーカルと、これだけで、だいたいわかってしまう重宝する楽曲。低域は、ボワボワ感もないし、立ち上がりもいい!そのせいか、最初から最後まですっきりくっきりクリアに聴かせてくれる。中高域もしっかりと出ているが、ZX500では少し気になった、ささる感じも一切なし。


Official髭男dism ホワイトノイズ

音源種多めで、解像度のない機器ではかなり厳しい楽曲だと思われるが、、、非常にクリア感。厚みはありつつ、キレのある低域最後のボーカル&キーボードパート、ボーカルが生々しく艶っぽい声に、ドキッとする。

John Legend DARKNESS AND LIGHT I Know Better

ボーカル主体の楽曲。
空気感がすごい。収録現場の匂いまで伝わってきそうな、見事な表現。
ボーカルの生々しさ、近さ、明瞭さ。色気むんむん男性ボーカルをしっかりと表現。

LiSA LiVE is Smile Always~PiNK&BLACK~in日本武道館「いちごドーナツ」 
crossing field -2015武道館 Live Chocolate Ver.-

まさに、ライブ感よ!!歓声のリアルさ。武道館会場の広がり。WM1M2シリーズから継承された、音場の広さ。これぞ、真骨頂。
LiSAの高音ボイスが、気持ちえーーー

すぎやまこういち/東京都交響楽団 交響組曲「ドラゴンクエストXI」
過ぎ去りし時を求めて 序曲XI

オーケストラ演奏モノって、スピーカーでも、かなり難しい印象。ZX707でも、かなりがんばってはいるが、やはり、WM1ZM2との違いは、猛烈に明らか。音の厚みが、モノ足りない。が、ZX500からの進化っぷりも、よりはっきりと感じられる。

Bamboo Flute Orchestra SHAKUHACHI BEAT IT

アルバムタイトル通り、尺八主体。オーケストラも難しいが、単一楽器主体ってのはなかなか・・・と思いきや、見事に、尺八らしさ。一度、生演奏を間近で拝見拝聴し、その場でCDにサインまでいただき、、、さらに、ハイレゾ音源も購入。機器評価にも使えるし、有名楽曲のカバーで、ノリもいいし。

まとめ

オーディオ機器の音質評価用の試聴って、、、「売る立場」だと、なんとかセースルポイントを、、、弱点を、、、となんかやらしい聴き方してしまうが^^;

「気持ちよくしてくれる機器は、、、仕事を忘れる」

店長席に、ウォークマン並べて、、、Just ear装着し、難しい顔をして、、、なんてのも一瞬、、、心の中では、「うっひょー、きもちえーーー」と。実際、顔にもそれが出ているはずで、なにより、体が揺れていたはずで、、、周りのスタッフからは、「仕事してんの?」と思われていたに違いない。

そう、WM1ZM2オーナーである、店長野田も、仕事を忘れて楽しんでしまう仕上りの、NW-ZX707でした。
こ、これがまとめでいいんだろうかと、不安。
い、一応、、、実売10万切り、手に収まる大画面軽量コンパクト、レスポンスイイ操作感、、、良音。。。


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